ザ・ガードコーワは販売中止ではない|現行はα3+の1品、旧「整腸錠PC」との違いは生菌の数

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「ザ・ガードコーワが販売中止になった」という話が出回っています。2026年9月24日に興和のコーワ健康情報サイトを確かめたところ、ザ・ガードコーワの商品一覧に載っているのは「ザ・ガードコーワ整腸錠α3+」1品だけでした。そして、この1品は150錠・350錠・550錠の3包装が通販で在庫ありの状態で買えます。

探している商品名が「ザ・ガードコーワ整腸錠PC」なら、そちらは現行の商品一覧にありません。ただし、その古い製品情報サイトはいまもインターネット上に残っています。これが話をややこしくしています。

目次

結論:現行はα3+の1品。3包装が在庫ありで買える

ザ・ガードコーワ整腸錠α3+の包装と実売価格(2026年9月24日にヨドバシ.comで確認・成人は1日9錠で計算)
包装価格1錠あたり成人で何日分か
150錠1,230円8.2円約16日分(1日あたり約74円)
350錠2,390円6.8円約38日分(1日あたり約61円)
550錠2,600円4.7円約61日分(1日あたり約43円)

3包装とも在庫ありで、在庫のある実店舗も8〜9店舗と表示されていました。1錠あたりで見ると150錠と550錠では1.7倍の差があり、続けて飲むなら550錠が明らかに割安です。成人は毎食後に3錠、1日3回なので、1日9錠という前提で日数を出しています。

興和のコーワ健康情報サイトにあるザ・ガードコーワの商品一覧ページ。第3類医薬品・対象年齢5才以上のザ・ガードコーワ整腸錠α3+が1品だけパッケージ写真つきで掲載されている
出典:興和 コーワ健康情報サイト「ザ・ガードコーワの商品一覧」(2026年9月24日取得)

第3類医薬品なので、薬剤師がいない店でも通販でも買えます。続けて飲むなら大容量のほうが1錠あたりは安くなります。

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ヨドバシ.comでザ・ガードコーワを検索した結果画面。3件ヒットと表示され、ザ・ガードコーワ整腸錠α3+の550錠2,600円・150錠1,230円・350錠2,390円がいずれも在庫ありで並び、販売開始日は3件とも2017年4月13日と表示されている
出典:ヨドバシ.com 検索結果(2026年9月24日取得)

旧製品「整腸錠PC」との違いは、生菌が2種類から3種類になったこと

ヨドバシ.comの販売開始日は3包装とも2017年4月13日と表示されていました。α3+が棚に並び始めた時期の目安になります。

旧製品「ザ・ガードコーワ整腸錠PC」の製品情報サイトは、いまも公開されたままです。そこには特長として「ダブルの生菌と有効成分が、大腸全体を整える」「納豆菌と乳酸菌を生きたまま大腸へ届ける。」と書かれています。配合されている乳酸菌についても「乳酸菌の中でも耐酸性に優れている“アシドフィルス菌”が使用されています」と説明されていました。

興和のザ・ガードコーワ整腸錠PCの製品情報サイト。ダブルの生菌と有効成分が大腸全体を整えるという説明の下に、特長2として納豆菌と乳酸菌を生きたまま大腸へ届けると書かれ、納豆菌(好気性菌)と乳酸菌(通気嫌気性菌)の顕微鏡写真が並んでいる。ページ末尾のコピーライト表記は2012年
出典:興和「ザ・ガードコーワ整腸錠PCの製品情報サイト」(2026年9月24日取得。ページ末尾の表記は Copyright 2012 Kowa Company,Ltd.)

現行のα3+のブランドサイトを見ると、こちらは「3つの生菌が腸内環境を改善する」となっています。製品ページの成分表にも、納豆菌末10mg、ラクトミン(乳酸菌)30mg、ビフィズス菌30mgの3つが並びます。

旧PCと現行α3+で、公式サイトの説明がどう変わったか(2026年9月24日に両方のページで確認)

ザ・ガードコーワ整腸錠PC(旧)

「ダブルの生菌」=納豆菌と乳酸菌の2種類。健胃生薬(センブリ末・ケイヒ末・ウイキョウ末)とMMSC、パントテン酸カルシウム、ガスを除く成分を配合と説明されている

ザ・ガードコーワ整腸錠α3+(現行)

「3つの生菌」=ビフィズス菌・乳酸菌・納豆菌。有効成分は11種類。健胃生薬とMMSC、制酸成分の組み合わせは引き継がれている

つまり何が足されたのか

公式ページの記述を並べると、増えているのはビフィズス菌。胃まわりの成分構成は旧製品から大きく変わっていない

旧サイトが残っているせいで、検索すると「PC」の製品情報が先に出てきて、いま買える製品と混ざります。商品名を「ザ・ガードコーワ」までで切って検索すると、現行品にたどり着きやすくなります。

興和は製造終了品の一覧を公開していない

「PCがいつ終わったのか」を公式の資料で確かめようとしましたが、興和のコーワ健康情報サイトには、製造終了した製品をまとめたページが見当たりませんでした。お知らせ欄に並んでいるのは新発売や容器変更の告知で、終了の告知は載っていません。

メーカーによって、終わった製品の調べやすさが違う

終了年月まで一覧にしている会社

第一三共ヘルスケアは「製造終了品一覧」で、カテゴリーごとに終了年月を掲載している。10年以上前の製品も残っている

直近のぶんだけ載せる会社

小林製薬の「製造終了品のご案内」は製造終了後1年以内の製品だけ。それより前のものは確認できない

一覧を置いていない会社

興和は該当するページが見当たらない。現行の商品一覧に無いことは分かるが、いつ終わったのかは公式には追えない

ですので、この記事も「整腸錠PCが製造終了した時期」については、公式に確認できませんでしたと書くにとどめます。分かるのは、現行の商品一覧にα3+しか載っていないことと、α3+の販売開始が2017年4月であることです。

作っている会社と売っている会社が違う

ザ・ガードコーワ整腸錠α3+の基本情報(2026年9月24日にJAPIC 一般用医薬品情報と興和の製品ページで確認)
項目内容
製造販売元日東薬品工業株式会社
販売会社興和株式会社
医薬品分類第三類医薬品(対象年齢5才以上)
包装150錠、350錠、550錠
有効成分11種類。9錠中に納豆菌末10mg、ラクトミン(乳酸菌)30mg、ビフィズス菌30mg、ジメチルポリシロキサン84.6mg、センブリ末30mg、ケイヒ末30mg、ウイキョウ末30mg、MMSC30mg、沈降炭酸カルシウム300mg、水酸化マグネシウム300mg、パントテン酸カルシウム22.5mg

販売しているのは興和ですが、実際に製造販売の承認を持っているのは日東薬品工業です。通販サイトによってメーカー表記が揺れることがあるのは、この役割分担によります。

JAPICの一般用医薬品ザ・ガードコーワ整腸錠α3+のページ。製造販売元は日東薬品工業株式会社、販売会社は興和株式会社、医薬品分類は第三類医薬品、包装は150錠・350錠・550錠と表示され、9錠中の成分として納豆菌末10mgからパントテン酸カルシウム22.5mgまで11種類が並んでいる
出典:JAPIC 一般用医薬品情報「ザ・ガードコーワ整腸錠α3+」(KEGG提供・2026年9月24日取得)

効能の範囲は整腸だけではない

製品ページに載っている効能・効果は、整腸(便通を整える)、軟便、便秘、胃部・腹部膨満感、消化不良、もたれ、胃弱、食欲不振、食べ過ぎ、飲み過ぎ、はきけ、嘔吐、胸やけ、胸つかえ、胃部不快感、胃重、胃酸過多、げっぷ、胃痛と、腸だけでなく胃の症状まで並びます。

メーカーの説明では、これは成分構成から来ています。「消化管運動を活発にし、大腸への負担を軽減する健胃生薬や、胃粘膜を修復し胃の機能を正常に戻していくMMSCに加え、胃酸を中和して胃の環境を整え、胃酸に弱いビフィズス菌や乳酸菌を守る制酸剤を配合」という作りです。生菌を大腸まで届けるために、胃の側にも手を打っているという説明になっています。

興和のコーワ健康情報サイトのザ・ガードコーワ整腸錠α3+の製品ページ。第3類医薬品・対象年齢5才以上、11種類の有効成分を配合、大腸内を善玉菌優位な環境に整え乱れがちな便通を改善しますという説明と、便秘・軟便・ガスだまりというおすすめ症状が表示されている
出典:興和 コーワ健康情報サイト「ザ・ガードコーワ整腸錠α3+」(2026年9月24日取得)

ザ・ガードコーワを飲むかどうかを、このページの記述だけで決めないでください。

用法・用量は年齢で分かれています。成人(15歳以上)は1回3錠を1日3回、8歳以上15歳未満は1回2錠を1日3回、5歳以上8歳未満は1回1錠を1日3回、5歳未満の幼児は服用しないこと。いずれも毎食後に水またはぬるま湯で飲みます。

第3類医薬品なので薬剤師がいなくても買えますが、薬であることに変わりはありません。他に飲んでいる薬がある場合や、症状が続く場合は、薬剤師・登録販売者または医師に相談してください。添付文書のPDFは製品ページから開けます。

以前この記事に書いていたことを訂正します

旧本文の記述と、2026年9月24日に確認した結果
旧本文確認結果
旧製品「整腸錠PC」は製造中止となり、改良版のα3+が販売されている現行の商品一覧はα3+の1品のみ。方向としては正しいが、PCの終了時期は公式には確認できない
公式発表によれば、市場ニーズの変化や「より高い整腸効果を期待する声」に応えるための改良だったそのような公式発表は確認できないため削除。公式サイトから読み取れるのは、生菌が2種類から3種類になったという製品説明の違いまで
整腸剤市場の競争のため改良を続ける必要があり、旧製品の生産を終了したメーカーの説明として確認できないため削除
健康志向の高まりや自然由来の成分への注目に応えようとした同じく確認できないため削除
3種類の生菌をバランスよく配合している正しい。ビフィズス菌・乳酸菌(ラクトミン)・納豆菌の3つが9錠中に含まれる

口コミの節も作り直しました。以前は「X(旧Twitter)から集めた」として、投稿者名も投稿日もURLも無い引用を6件並べていました。そのうち2件は「お腹が張る」「下痢になった」という、体の変化に触れる内容です。出どころを示せない引用は載せない方針にあわせ、すべて削除しています。なお旧本文はこの製品を「サプリ」と書いていましたが、第3類医薬品です。

同じ作り方の記事を順番に見直しています。メーカーが終売一覧を公開している例はガスター10の販売状況、パッケージ変更で棚から消えたように見えた例はタイレノールの販売状況でまとめました。

まとめ

ザ・ガードコーワは、2026年9月24日時点で販売が続いています。現行品は「ザ・ガードコーワ整腸錠α3+」の1品で、150錠1,230円・350錠2,390円・550錠2,600円の3包装がいずれも在庫ありでした。1錠あたりは4.7円から8.2円で、550錠がいちばん割安です。

探していたのが「整腸錠PC」なら、現行の商品一覧には載っていません。ただしPCの製品情報サイトは今も公開されたままで、検索結果に混ざります。興和は製造終了品の一覧を出していないため、PCがいつ終わったのかは公式には確かめられませんでした。

公式サイトの説明を並べると、変わったのは生菌の数です。PCは「ダブルの生菌」(納豆菌と乳酸菌)、α3+は「3つの生菌」(ビフィズス菌・乳酸菌・納豆菌)。健胃生薬とMMSC、制酸成分という胃まわりの組み合わせは引き継がれています。

製造販売元は日東薬品工業、販売会社は興和です。第3類医薬品で対象年齢は5才以上、成人は毎食後に3錠を1日3回。買う量を決めるときは、この1日9錠という前提で日数を数えると見当がつきます。

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