「リアップX5プラス」を探して見つからない、という人が多いようです。2026年9月24日に大正製薬の製品カタログを確かめたところ、「リアップX5プラスローション」には「製造終了品」の札が付いていました。ここは噂ではなく、メーカーが明示しています。
ただし、それで終わりではありません。リアップX5の名前が付いた発毛剤は、いまも4種類が現行品として並んでいます。しかも、その4つは「買える場所」で分かれています。
結論:製造終了はプラスローション。X5は4種類が現行品
| 製品名 | カタログの表示 |
|---|---|
| リアップX5チャージ | 男性用 発毛剤/第1類(店頭でも扱いあり) |
| リアップX5プレミアム | 男性用 発毛剤/第1類/通販限定品 |
| リアップX5プラスネオ<通販限定パッケージ> | 男性用 発毛剤/第1類/通販限定品 |
| リアップX5 | 男性用 発毛剤/第1類/通販限定品 |
| リアップX5プラスローション | 製造終了品/第1類 |
| リアッププラス | 製造終了品/第1類 |
| リアップ/リアップジェット/リアップEXジェット | 男性用 発毛剤/第1類 |
このカタログの作りは調べるうえで親切です。1つの一覧の中で、現行品と製造終了品が同じ並びに置かれ、札の色で区別されています。終わった製品をページごと消してしまう会社もあるなかで、何が終わって何が残っているかを1画面で見比べられます。
第1類医薬品ですが、ネット通販でも買えます。通販限定品もあるので、店頭に無いことが販売終了を意味するわけではありません。
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製造終了品のページには、メーカーの一文が残っている
リアップX5プラスローションのカタログページは削除されておらず、いまも開けます。そこに赤字でこう書かれています。「『リアップX5プラスローション』は製造を終了しており、在庫がなくなり次第、販売を終了させていただきます。」
同じページには成分表も残っています。100mL中にミノキシジル5.0g、ピリドキシン塩酸塩0.05g、トコフェロール酢酸エステル0.08g、l-メントール0.3g。ミノキシジル5%に発毛サポート成分を3つ足した、有効成分4種という構成でした。
「リアップX5プラス」には2つの製品がある
検索するときに混ざりやすいのが、名前の似た2製品です。製造終了になったのは「リアップX5プラスローション」で、「リアップX5プラスネオ」は現行品です。プラスネオのほうはカタログに「通販限定パッケージ」と付いており、男性用 発毛剤・第1類・通販限定品として掲載されています。
有効成分の数で並べると、世代がはっきりする(2026年9月24日に各製品のカタログページで確認)
リアップX5プラスローション(製造終了品)
ミノキシジル5%+発毛サポート成分3つ。成分表に載るのは4種
リアップX5プラスネオ(現行・通販限定品)
「国内初 7種の有効成分を配合」。ミノキシジル5%にスカルプバランス成分(グリチルレチン酸・ジフェンヒドラミン塩酸塩・ヒノキチオール)を加えた構成
リアップX5プレミアム/リアップX5チャージ(現行)
どちらも「リアップシリーズ最多有効成分数8種配合」。抜け毛予防サポート成分6つに、育毛サポート成分のパンテノールが加わる
つまり、旧本文が書いていた「プラスがチャージへリニューアルされた」という一段飛ばしの説明は正確ではありません。成分の数でたどると、4種→7種→8種と段階があり、途中のプラスネオもプレミアムも現行品として残っています。
現行4品の違いは「買える場所」に出ている
| 製品 | 価格 | 在庫 | 発売日 |
|---|---|---|---|
| リアップX5チャージ | 8,140円 | 在庫あり(実店舗8店) | 2023年10月12日 |
| リアップX5プラスネオ(通販限定パッケージ) | 7,660円 | お取り寄せ(実店舗0店) | 2021年12月27日 |
| リアップX5 | 5,700円 | 在庫あり(実店舗0店) | 2020年1月21日 |
| リアップX5プレミアム | ヨドバシ.comの検索結果に単品の掲載なし(通販限定品) | ||
表で目を引くのは在庫店舗数です。実店舗に在庫があるのはチャージだけで、X5とプラスネオは0店。カタログの「通販限定品」という札とそろっています。ドラッグストアの棚で見つかるのはチャージで、ほかを探しているなら店頭を回っても出てきません。
価格差も小さくありません。いちばん安いリアップX5(5,700円)と、いちばん高いチャージ(8,140円)では2,440円の開きがあります。どちらもミノキシジル5%で、違いは追加の有効成分の数です。
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「第1類だから対面でしか買えない」は誤りです
このページは以前、「第一類医薬品に分類され、販売には薬剤師の対面指導が必要」と書いていました。これは事実と違うので訂正します。
厚生労働省の資料「一般用医薬品のインターネット販売について」には、「一般用医薬品:適切なルールの下、全てネット販売可能」と書かれています。第1類医薬品については「これまでどおり薬剤師が販売し、その際は、年齢、他の医薬品の使用状況等について、薬剤師が確認」「適正に使用されると認められる場合を除き、薬剤師が情報提供」という整理です。対面販売と定められているのは要指導医薬品と医療用医薬品(処方薬)の2つで、リアップはどちらにも当たりません。
むしろリアップX5系は逆で、4品のうち3品が「通販限定品」です。対面が必須なら成り立たない売り方になっています。
この記事は薬の効き方や使い方を判断するためのものではありません。
カタログに載っている用法・用量は「成人男性(20歳以上)が、1日2回、1回1mLを脱毛している頭皮に塗布してください」です。効能・効果は「壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防」に限られ、製品ページには対象となる脱毛のパターンの図と、「脱毛範囲がこれら以上の場合には効果が得られない可能性があります」という注記が添えられています。
メーカーは「効果がわかるようになるまで、少なくとも4ヵ月間、1日2回、毎日続けてご使用ください」と案内しています。1本60mLで1日2mLなら30日分の計算です。買う量を決めるときの目安になります。購入時は薬剤師の確認と情報提供を受けてください。
探しているものから選び分ける
店頭ですぐ受け取りたい
リアップX5チャージ。実店舗に在庫があるのはこの1品だけだった。ただし薬剤師のいる時間帯である必要がある
費用を抑えたい
リアップX5が5,700円でいちばん安い。ミノキシジル5%は同じで、追加の有効成分が少ない構成
「プラス」を使っていた
プラスローションは製造終了。名前が近いのはプラスネオ(7種)で、こちらは通販限定品として現行
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以前この記事に書いていたことを訂正します
| 旧本文 | 確認結果 |
|---|---|
| リアップX5プラスローションは公式カタログの製造終了品リストに掲載されている | 正しい。「製造終了品」の札が付き、在庫がなくなり次第販売を終了する旨の一文も掲載されている |
| 販売中止の理由は特許切れによる競合製品の増加と価格競争の激化 | メーカーの説明として確認できないため削除。カタログには終了の事実だけが書かれている |
| リアップX5プラスは「リアップX5チャージ」へリニューアルされた | 一段飛ばしの説明。間にプラスネオ(7種)とプレミアム(8種)があり、どちらも現行品として掲載されている |
| 市場ニーズの変化や消費者の多様化に対応するための販売終了 | 確認できないため削除 |
| 第一類医薬品は薬剤師の対面指導が必要で、より購入しやすい製品への移行が進んでいる | 誤り。厚生労働省の資料では一般用医薬品はすべてネット販売可能。リアップX5系は4品のうち3品が通販限定品 |
口コミの節も作り直しました。以前は「X(旧Twitter)から集めた」として、投稿者名も投稿日もURLも無い引用を9件並べていました。「頭皮がかゆくなる」「フケが減った」といった、体の変化に触れる内容が含まれています。第1類医薬品について、出どころを示せない使用感を並べるのは適切ではないため、すべて削除しました。
同じ作り方の記事を順に見直しています。第1類医薬品の買い方はガスター10の販売状況、パッケージ変更で棚から消えたように見えた例はタイレノールの販売状況、メーカーが終了一覧を出していない例はザ・ガードコーワの販売状況でまとめました。
まとめ
リアップX5プラスローションは、2026年9月24日時点で大正製薬の製品カタログに「製造終了品」として掲載されています。ページには「在庫がなくなり次第、販売を終了させていただきます」と明記されています。
一方で、リアップX5の名前が付いた発毛剤は4品が現行です。リアップX5チャージ(8,140円)、リアップX5プラスネオ(7,660円)、リアップX5(5,700円)、リアップX5プレミアム。このうち3品はカタログで「通販限定品」とされ、実店舗に在庫があったのはチャージだけでした。
世代をたどる手がかりは有効成分の数です。プラスローションが4種、プラスネオが7種、プレミアムとチャージが8種。ミノキシジル5%はどれも共通で、増えているのは頭皮環境を整えるための成分です。
そして、第1類医薬品だから対面でしか買えないというのは誤りです。厚生労働省の資料では一般用医薬品はすべてネット販売が可能で、対面販売と定められているのは要指導医薬品と処方薬です。棚に無いことと売っていないことは、この商品では特に別の話になります。

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