ローソンのホルモン鍋は販売終了していない。2026年8月に新商品が出て現行4品、終わったのは「うどん入り」

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味付けされた牛ホルモンを網で焼いている商品写真を使ったアイキャッチ

ローソンの冷蔵ケースにあった「ナガラ食品 ホルモン鍋」が見当たらず、販売終了したのではと不安になった人が多いようです。ローソンが公開しているニュースリリースと商品ページを当たったところ、終了していないどころか、2026年8月にシリーズの新商品が出ていました。何が今も売られていて、何が過去に終わったのかを、ローソン公式の記述だけで切り分けます。

先に結論

「ナガラ食品 ホルモン鍋」は販売終了していません。ローソンが2026年8月20日に出したニュースリリースの中で、税込451円の「現在発売中のシリーズ商品」として写真つきで紹介されています。

むしろ逆で、2026年8月25日にシリーズの新商品が追加されました。「ナガラ食品監修 ホルモン鍋焼うどん」(税込538円)で、全国のローソン店舗にローソン限定で入っています。

ただし過去に終わったシリーズ商品はあります。2018年から2020年まで売られていた「ナガラ食品監修 ホルモン鍋焼 うどん入り」です。これと新商品を混同すると「終わった」という話になります。

店頭に無い理由として公式が挙げているのは終了ではなく、店舗と地域による取扱いの違いです。商品ページには「店舗、地域によりお取扱いのない場合がございます」と書かれています。

目次

「ホルモン鍋」シリーズは4品ある。価格は333円から538円まで

ローソンは2026年8月20日付のニュースリリースで、シリーズの新商品発売を告知しました。その中に「現在発売中のシリーズ商品」という欄があり、そこに並んでいる商品と税込価格がそのまま答えになります。新商品を足すと、シリーズは4品です。

表1 ローソンで売られている「ホルモン鍋」シリーズ4品(ローソン公式の記載による/2026年10月2日に確認)
商品名 発売年 ローソン標準価格(税込) 内容量 売り場
ナガラ食品 ホルモン鍋 1975年 451円 公式に記載なし チルド
ナガラ食品監修 ホルモン焼 2021年 333円 100g チルド
ナガラ食品監修 ホルモン炒飯 2021年 405円 270g 冷凍
なべやき屋キンレイ ナガラ食品監修 和風だし香るホルモン鍋焼うどん 2026年 538円 486g 冷凍

価格はいずれも「ローソン標準価格」です。ローソンの商品ページはこの語について、株式会社ローソンがフランチャイズチェーン本部として各店舗に推奨する売価だと説明しています。推奨であって強制ではないので、店頭の値札が1円単位で一致しないことはあり得ます。

ローソンのニュースリリースに掲載された、現在発売中のホルモン鍋シリーズ商品3点と価格の画面キャプチャ
ローソン「『ナガラ食品 ホルモン鍋』シリーズに新商品 ローソン限定『ホルモン鍋焼うどん』を発売」(2026年8月20日)。下段の囲みが「現在発売中のシリーズ商品」で、1975年発売の「ホルモン鍋」が税込451円として載っている。

この「現在発売中」という書き方が重要です。終売した商品をわざわざ写真つきで載せる理由はありません。少なくともリリースを出した2026年8月20日の時点で、ローソンは451円のホルモン鍋を現行商品として扱っています。

終わったのは2018年から2020年まで売っていた「うどん入り」

「ホルモン鍋が終わった」という話の出どころとして、ひとつ思い当たるものがあります。ニュースリリースの本文に、過去形で書かれたシリーズ商品が1つだけ出てきます。

ローソンは、シリーズ商品として「ナガラ食品監修 ホルモン鍋焼 うどん入り」を2018年から2020年まで販売したと書いています。2021年から発売した「ホルモン焼」と「ホルモン炒飯」については「現在も継続販売中」と書き分けています。つまり、公式が終わったと明記しているのは「うどん入り」だけです。

図1 ローソン公式の記述から起こしたシリーズの変遷

1975年

「ナガラ食品 ホルモン鍋」発売。ここからローソンだけで売られ続けている。

2018年

「ナガラ食品監修 ホルモン鍋焼 うどん入り」発売。2020年に販売終了。

2021年

「ナガラ食品監修 ホルモン焼」と「ナガラ食品監修 ホルモン炒飯」発売。どちらも継続販売中。

2026年
8月25日

「なべやき屋キンレイ ナガラ食品監修 和風だし香るホルモン鍋焼うどん」発売。ローソン限定。

名前が長いので紛らわしいのですが、2018年の「ホルモン鍋焼 うどん入り」と2026年の「ホルモン鍋焼うどん」は別物です。ローソンはスープの味について、新商品は2018年のものとは異なり、ピリ辛でありながら出汁感のしっかりした味に仕上げたと説明しています。味を作り直した以上、同じ商品の再販ではありません。

販売終了と生産終了、終売と休売は意味が違います。言葉の整理は廃盤とは?生産終了・販売終了・終売・休売の違いにまとめてあります。

「売ってない」の正体は、終了ではなく取扱いの範囲

ローソンの商品ページには、価格や栄養成分の上に小さな注記が並んでいます。この注記が、店頭に無いときの説明をほぼ全部引き受けています。

図2 ローソン公式の注記が示す「店頭に無い」理由

店舗ごとに取扱いが違う

注記は「店舗、地域によりお取扱いのない場合がございます」と書いています。全店に必ず並ぶ商品ではありません。

地域ごとに打ち切りがある

「地域により予告なく販売終了になる場合がございます」とも書かれています。自分の地域で消えても、全国で終わったことにはなりません。

発売日が店舗でずれる

「一部の店舗により、発売日が異なる場合がございます」。新商品の初週に無いのは、まだ入っていないだけのことがあります。

ローソンストア100は対象外

新商品の対象は約14,000店(2026年7月末時点)で、ニュースリリースは「ローソンストア100」を除くと明記しています。

商品の性格も効いています。ホルモン鍋はチルドの惣菜で、日持ちが短く、売れる店と売れない店の差が出やすい商品です。ローソン限定でもあるので、他のコンビニやスーパーを回っても見つかりません。コンビニ限定商品が手に入らないときの考え方は、冷しカップヌードルはどこで買える?でも同じ構図を扱っています。

図3 近所のローソンで見つからないときの順番

  1. チルドケースの惣菜棚を見る。鍋物なので、弁当や麺の棚ではなく、もつ煮やおでん種に近い位置に置かれていることがあります。
  2. 冷凍ケースも見る。シリーズ4品のうち炒飯と鍋焼うどんは冷凍食品です。鍋だけを探していると見落とします。
  3. 別の店舗を1店試す。取扱いは店舗単位で違います。同じ市内でも置いている店と置いていない店があります。
  4. 店員に発注の可否を聞く。取扱いが無い商品は店側で発注していないだけのことがあります。棚の有無より確実です。
  5. それでも無ければ地域ごと外れている可能性を疑う。ローソンは地域区分ごとに取扱商品を分けています。

ローソンの取扱いは8つの地域区分で分かれている

ローソンは「地域区分について」というページを公開していて、商品カテゴリーごとに対象都道府県を示しています。チルドや冷凍の商品がどの区分で動くかは、ここを見ると見当がつきます。

表2 ローソンの地域区分と対象都道府県(公式ページの「揚げ物、アイス、冷凍食品等」欄を要約)
区分 対象都道府県
北海道 北海道(すべてのカテゴリーで共通)
東北 青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島
関東 茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・山梨・長野
中部 岐阜・静岡・愛知・三重・富山・石川・福井
近畿 滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山
中国・四国 鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知
九州 福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島
沖縄 沖縄県(すべてのカテゴリーで共通。商品一覧は沖縄専用サイトに分かれている)

ここで注意が要ります。この表は「揚げ物、アイス、冷凍食品等」という代表例の欄であって、ホルモン鍋そのものの取扱県を示したものではありません。ローソンのページにも「一部の商品カテゴリーで、取扱地域に例外があります」と但し書きがあり、詳細は問い合わせるよう案内されています。区分の存在は確認できますが、ホルモン鍋が何県で買えるかは公開情報からは確定できませんでした。

ローソン公式の地域区分についてのページで、8つの地域と対象都道府県が表になっている画面キャプチャ
ローソン「地域区分について」。おにぎりや弁当の列と、揚げ物・アイス・冷凍食品の列で対象県が違う。九州は冷凍食品の列に山口県下関市が入らない。

もうひとつ、おにぎりや弁当の列と冷凍食品の列では対象が一致しません。たとえば九州区分は、おにぎりの列には山口県下関市(豊北町・豊浦町を除く)が入っているのに、冷凍食品の列には入っていません。カテゴリーが変われば県境も変わる、という前提で読む必要があります。

新商品「ホルモン鍋焼うどん」は冷凍で486g、食塩相当量は5.0g

2026年8月25日に出た新商品は、ローソンの商品ページに規格と栄養成分が公開されています。製造はなべやき屋キンレイで、ナガラ食品が監修という立て付けです。鍋だけを探していた人が見落としやすい冷凍ケースに入っています。

表3 ローソン公式が公開しているシリーズ3品の栄養成分(1食または1パック当たり)
項目 ホルモン鍋焼うどん ホルモン焼 ホルモン炒飯
表示の単位 1食(486g) 1パック(100g) 1袋(270g)
熱量 395kcal 109kcal 548kcal
たんぱく質 17.5g 10.2g 13.2g
脂質 13.1g 6.3g 18.4g
炭水化物 53.0g 3.4g 83.4g
糖質 50.6g 2.1g 81.5g
食物繊維 2.4g 1.3g 1.9g
食塩相当量 5.0g 1.4g 3.8g

鍋焼うどんの食塩相当量5.0gは、汁まで飲み干した場合の数字です。ローソンは味について、削りたての節を使用し工場で炊き出した醤油ベースの和風出汁に、ピリ辛のホルモンを合わせた鍋焼きうどんだと説明しています。

「ホルモン焼」の説明文も読んでおく価値があります。ローソンはこの商品を、ナガラホルモン鍋のホルモンの食感を再現したものだと書いています。鍋が手に入らないとき、同じ食感に寄せた333円の代替が同じ店にある、という読み方ができます。

ローソン公式のホルモン鍋焼うどん商品ページで、価格538円と内容量486g、栄養成分が表示されている画面キャプチャ
ローソン「なべやき屋キンレイ ナガラ食品監修 和風だし香るホルモン鍋焼うどん」の商品ページ。アルミ容器のまま加熱する形で、めんは160g。

作っているのは株式会社ナガラ食品。公式サイトで分かることは多くない

ホルモン鍋そのものの製造元は株式会社ナガラ食品です。同社は「元祖味付 ホルモン鍋」というサイトを公開していますが、載っているのは「ご挨拶」「ホルモン鍋」「掲示板」「オフィシャルグッズ販売」の4つだけです。

図4 ナガラ食品の公式サイトで確認できること・できないこと

確認できる

同社が自ら、ホルモン鍋の販売開始から30年近くが経っていると書いています(この記述が置かれたのは2014年です)。

公式の掲示板とグッズ販売の窓口があり、グッズはSUZURIで扱われています。

確認できない

価格、内容量、原材料、販売店の一覧はサイトに載っていません。商品の仕様をメーカー側から確かめる手段が無い状態です。

だから価格はローソン側で見る

税込451円という数字が取れるのはローソンのニュースリリースだけです。メーカーサイトと突き合わせることはできません。

ローソン側にも穴があります。ローソン公式サイトの「オリジナル商品」には、ベーカリーから日用品まで20のカテゴリー一覧がありますが、そのどこにも「ナガラ食品 ホルモン鍋」の商品ページはありませんでした。一覧に出てくるのは新商品の鍋焼うどんだけです。「ホルモン焼」と「ホルモン炒飯」は一覧には出てこないものの、商品ページ自体は開けます。

つまりホルモン鍋は、ローソンの商品ページにも、メーカーのサイトにも、常設の情報が置かれていません。価格と現行かどうかを確かめられる一次情報は、いまのところ2026年8月20日のニュースリリースだけです。「公式サイトに載っていない=終売」と読むと間違えます。

キャンプ飯としての使われ方も、ローソンが公式に書いている

ニュースリリースには、商品の売れ方についての記述もあります。ローソンは、ホルモン鍋が家庭でのおかずや酒のつまみというだけでなく、近年ではキャンプ飯としても人気だと書いています。さらに、豆腐や野菜、うどんなど好みの素材を追加してアレンジを楽しむ人が多いとも説明しています。

この一文は、終わったはずの「うどん入り」が2026年に形を変えて戻ってきた理由の説明にもなっています。うどんを自分で足す食べ方が定着していたところへ、最初からうどんが入った冷凍版を出した、という順序です。

アルミ容器のまま火にかける食べ方をするなら、卓上のコンロがあると扱いやすくなります。チルドのホルモン鍋は湯せんや電子レンジでも温められますが、鍋として煮ながら食べる前提なら火元が要ります。

ローソンで手に入らないときに通販で買えるもの

ホルモン鍋そのものはローソン限定なので、通販には出ていません。代わりに選ぶなら、味付きのホルモンか、スープまで入ったもつ鍋のセットになります。価格帯はまったく違うので、451円の置き換えというより「家で同じ路線のものを食べる」ための選択です。

表4 ローソンのホルモン鍋と、通販で選べるものの性格の違い
選択肢 買える場所 1回分の量 向いている場面
ナガラ食品 ホルモン鍋 ローソン(限定) 公式に記載なし 思い立ったその日に1人分だけ食べたいとき
ナガラ食品監修 ホルモン焼 ローソン(限定) 100g 鍋が無いが同じ食感を試したいとき
味付きホルモン(冷凍・小分け) 通販 数百g単位、小分けが多い 味を自分で決めたい、焼いても鍋にしても使いたいとき
もつ鍋セット(スープ付き) 通販 2〜3人前の構成が多い 人数ぶんをまとめて鍋にしたいとき

通販のホルモンは量が多く、小分け冷凍で届くものが中心です。1人で451円の鍋を1つ食べる習慣の代わりにはなりにくい一方、冷凍庫に入れておけば好きなときに使えます。もつ鍋セットはスープが付く代わりに人数前提の構成が多く、1人だと持て余すことがあります。

よくある質問

ローソンのホルモン鍋は販売終了したのですか。
していません。ローソンが2026年8月20日に公開したニュースリリースで、税込451円の「現在発売中のシリーズ商品」として紹介されています。
値段はいくらですか。
ローソン標準価格で税込451円です。ローソン標準価格は本部が各店舗に推奨する売価なので、店頭の値札と完全に一致する保証はありません。
ローソン以外のコンビニやスーパーで買えますか。
買えません。ローソンは、1975年からローソンだけで販売してきたロングセラー商品だと書いています。新商品の鍋焼うどんもローソン限定です。
うどん入りのホルモン鍋はもう無いのですか。
2018年から2020年まで売られていた「ナガラ食品監修 ホルモン鍋焼 うどん入り」は終了しています。ただし2026年8月25日から「ナガラ食品監修 ホルモン鍋焼うどん」が出ており、ローソンはスープの味が2018年のものとは異なると説明しています。
近所のローソンに置いていません。取り寄せできますか。
取り寄せの可否はローソンの公開情報からは確認できませんでした。商品ページには「店舗、地域によりお取扱いのない場合がございます」とだけ書かれています。店舗で発注しているかどうかを聞くのが確実です。
ローソンストア100でも買えますか。
新商品の鍋焼うどんについては、ニュースリリースが対象店舗から「ローソンストア100」を除くと明記しています。451円のホルモン鍋についての記載はありません。

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