MAZDA2(マツダ2)は生産終了?公式に5グレードが現役で税込1,720,400円から、2026年8月も1,824台。終わったのは「デミオ」の車名とディーゼル

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赤枠の中に「MAZDA2は生産終了していない 5グレードが税込172万円から販売中」というタイトルと、マツダ公式サイトのMAZDA2グレード・価格ページに掲載されているエアログレーメタリックの車両画像を配置したアイキャッチ

この記事でわかること

「マツダ2 生産終了」で調べている人がいちばん知りたいのは、いま注文できるかどうかだと思います。2026年10月8日時点で、MAZDA2はマツダの公式ラインアップに現行車として載っています。乗用車の一覧に「MAZDA2 コンパクト ¥1,720,400〜(消費税込)」と並び、グレード・価格ページも稼働しています。

販売の実績も公表されています。マツダが2026年9月29日に出した月次の発表では、2026年8月の国内販売の主要車種として「MAZDA2」1,824台(前年同月比+6.2%)が挙がっています。ニュースリリースの一覧を2026年10月7日掲載分までさかのぼっても、MAZDA2の生産終了を告げる発表は見当たりません。

いっぽうで、確かに終わっているものが2つあります。「デミオ」という車名と、ディーゼルエンジンを積んだXDグレードです。この2つが「生産終了」という言葉と混ざって検索されているのが実情だと考えられます。

目次

公式のグレード・価格ページに5グレードが並んでいる

いま注文できるかどうかを確かめる場所は、メーカーのグレード・価格ページです。ここに価格が出ている仕様が、販売店で注文を受け付けている仕様だからです。MAZDA2のページは「グレード・価格」と「モータースポーツベース車」の2つのタブに分かれていて、前者に4系統5パターン、後者に1グレードが載っています。

マツダ公式サイトのMAZDA2グレード・価格ページの画面。上部にMAZDA2は選択されるモデル・仕様によって納期が大きく異なる場合や販売できない場合がございますという注記があり、ガソリンの見出しの下に15C II、15 BD i Selection IIのインパネ3色、15 SPORT IIのグレードカードが並び、下部に15 SPORT IIとSKYACTIV-G 1.5の表示とシルバーの車両写真がある
出典:マツダ株式会社「グレード・価格 – ラインナップ|MAZDA2」(2026年10月8日に表示を確認)。

価格は税込で次のとおりです。インパネの色違い3仕様は、名称は分かれていますが価格は同じでした。

グレード 2WD・6EC-AT 2WD・6MT 4WD・6EC-AT
15C Ⅱ 1,720,400円 設定なし 1,940,400円
15 BD i Selection Ⅱ(インパネ:グロスブラック/グロスライトブルー/ピュアホワイト) 1,995,400円 設定なし 2,215,400円
15 SPORT Ⅱ 2,192,300円 2,192,300円 2,412,300円
15 SPORT+ 2,281,400円 2,281,400円 2,501,400円
15MB(モータースポーツベース車) 設定なし 1,768,800円 設定なし

表の時点:2026年10月8日。価格はいずれも消費税込みのメーカー希望小売価格で、マツダ公式サイトのグレード・価格ページおよびモータースポーツベース車のページに表示されていた金額です。

いちばん安い組み合わせは15C Ⅱの2WDで1,720,400円、いちばん高い組み合わせは15 SPORT+の4WDで2,501,400円。その差は781,000円です。6速マニュアルを選べるのは15 SPORT Ⅱと15 SPORT+、それに6速マニュアル専用の15MBだけで、15C Ⅱと15 BD i Selection Ⅱは6速オートマチックのみになります。

なお、グレード・価格ページの冒頭には次の注記が置かれています。注文できる仕様と、いま現実的に手に入る仕様は別だということを、メーカー自身が書いている部分です。

MAZDA2は選択されるモデル・仕様によって、納期が大きく異なる場合や販売できない場合がございます。詳しくは販売店までお問い合わせください。

マツダ株式会社「グレード・価格 – ラインナップ|MAZDA2」の注記(2026年10月8日に表示を確認)

「販売できない場合がございます」という一文があるため、特定の色やオプションの組み合わせで断られた経験が「生産終了らしい」という話に変わることはあり得ます。車種そのものが終わったのか、その仕様だけが取れないのかは、販売店に型式と仕様を伝えて確認するのが確実です。

終わったものと続いているものを分けて並べる

MAZDA2をめぐって「終わった」と言われているものを、公式情報で確かめられる範囲で仕分けると3つに分かれます。終わったのは名前とエンジンの選択肢で、車そのものではありません。

図:MAZDA2について「終わったもの」と「続いているもの」の仕分け(2026年10月8日時点)

終わった:デミオという車名

2019年7月18日のマツダのニュースリリースで「マツダ デミオ」から「MAZDA2」への車名変更が公表され、発売は同年9月12日の予定と書かれています。

終わった:ディーゼルのXD

2019年の発売時にはSKYACTIV-D 1.5を積むXDグレードが3系統ありました。2025年11月現在の主要諸元に、ディーゼルの区分はありません。

続いている:車種としてのMAZDA2

公式ラインアップに掲載され、5グレードの税込価格が公開されています。2026年8月の国内販売は1,824台でした。

この3つを混ぜて読むと「マツダ2は生産終了した」という結論になってしまいます。デミオの名前で探している人にとっては、確かに「その名前の新車はもう無い」が正解です。ディーゼルを探している人にとっても「その選択肢はもう無い」が正解です。ただし、車種としてのMAZDA2を買えるかという問いへの答えは、どちらとも違います。

言葉の使い分けそのものに迷ったときは、廃盤とは?生産終了・販売終了・終売・休売の違いを、メーカーの公式告知で確認にメーカーごとの表現の差をまとめています。

「デミオ」の車名は2019年7月18日に変更が発表された

車名が変わった経緯は、マツダのニュースルームに残っている発表文で確認できます。2019年7月18日付の「『MAZDA2』の予約受注を開始」という見出しのリリースです。

マツダのニュースルームに掲載された2019年7月18日付のニュースリリースの画面。MAZDA2の予約受注を開始という見出しと、マツダ デミオをMAZDA2と車名変更し本日より予約受注を開始する、発売は9月12日を予定しているという本文、赤いMAZDA2 XD PROACTIVE S Packageの写真がある
出典:マツダ株式会社「『MAZDA2』の予約受注を開始 ― 日常を豊かにする上質なパーソナルカー ―」(2019年7月18日、2026年10月8日に表示を確認)。

マツダ株式会社(以下、マツダ)は、同社の5ドアハッチバック「マツダ デミオ」を、マツダブランドを鮮明化すべく、「MAZDA2(マツダ・ツー)」と車名変更し、新たなデザインと技術を取り入れ、全国のマツダ販売店を通じて本日より予約受注を開始します。発売は9月12日を予定しています。

マツダ株式会社 2019年7月18日のニュースリリースより

注意したいのは、これが「デミオの生産終了」ではなく「車名変更」だと書かれていることです。同じ5ドアハッチバックの系譜が、名前を変えて続いた形になります。マツダの中古車検索サイトでも「MAZDA 2」と「デミオ」は別の車種名として並んでおり、年式で探すときはどちらの名前で検索するかで結果が変わります。

終わり方の見せ方はメーカーごとに違います。生産終了を日付つきで告知した例はコペンは2026年8月31日で生産終了。ダイハツ公式のメッセージと、認定中古車95台を確認、告知が無いまま改良が続いている例はGR86は生産終了?トヨタ公式に告知は無く、2026年8月6日に一部改良を発表。5グレードが税込293万円から販売中にまとめました。MAZDA2は後者に近い状態です。

ディーゼルのXDは現行の主要諸元に残っていない

2019年に発売されたときのMAZDA2には、ガソリンの15S系とディーゼルのXD系がありました。発表時の価格表には、SKYACTIV-D 1.5を積む「XD PROACTIVE」「XD PROACTIVE S Package」「XD L Package」が並んでいます。

2019年7月18日のマツダのニュースリリースに掲載されたMAZDA2のメーカー希望小売価格表の画面。15S、15S PROACTIVE、15S PROACTIVE S Package、15S L PackageにはSKYACTIV-G 1.5、XD PROACTIVEとXD PROACTIVE S PackageにはSKYACTIV-D 1.5と記載され、XD PROACTIVEの2WDが1,954,800円、15MBが1,620,000円などの金額が並んでいる
出典:マツダ株式会社 2019年7月18日のニュースリリース「『MAZDA2』の予約受注を開始」掲載のメーカー希望小売価格表(2026年10月8日に表示を確認)。

いっぽう、マツダがグレード・価格ページから配布している主要諸元の資料は「2025年11月現在」と記されており、エンジンの欄に書かれているのはSKYACTIV-G 1.5だけです。型式はP5-VPS型、水冷直列4気筒DOHC16バルブ、総排気量1.496Lと記載されています。ディーゼルの区分そのものがありません。

比べる点 2019年7月18日の発表時 2025年11月現在の主要諸元
ガソリンの系統 15S/15S PROACTIVE/15S PROACTIVE S Package/15S L Package 15C Ⅱ/15 BD i Selection Ⅱ/15 SPORT Ⅱ/15 SPORT+
ディーゼルの系統 XD PROACTIVE/XD PROACTIVE S Package/XD L Package(SKYACTIV-D 1.5) 記載なし
モータースポーツベース車 15MB(1,620,000円) 15MB(1,768,800円)
エンジンの種類 SKYACTIV-G 1.5 と SKYACTIV-D 1.5 の2種類 SKYACTIV-G 1.5 の1種類

表の時点:左の列は2019年7月18日のニュースリリース、右の列は2025年11月現在と記載された主要諸元の資料(どちらも2026年10月8日に内容を確認)。

ディーゼルを前提に「MAZDA2を買おう」と考えていた人にとっては、この変化が実質的な「終了」にあたります。燃料の種類で探している場合は、車種名ではなくエンジン型式で中古車を絞り込むほうが確実です。

ここで断っておくと、ディーゼルがどの時点で設定から外れたのかは、マツダのニュースリリースを2019年から2026年10月までたどっても、単独の告知としては見つけられませんでした。確認できたのは「2019年の発表時にはあった」「2025年11月現在の主要諸元には無い」という2点です。終了日を断定できる一次情報は、この記事の調査では得られていません。

2026年8月も国内で1,824台売れている

販売が続いていることは、マツダが毎月出している生産・販売状況の発表で確かめられます。2026年9月29日に公表された「2026年8月の生産・販売状況について」には、国内販売の主要車種実績としてMAZDA2が名指しで載っています。

マツダのニュースルームに掲載された2026年8月の生産・販売状況のリリース本文の画面。II.国内販売の表に乗用車10,524台、商用車671台、合計11,195台と並び、その下の主要車種実績にCX-5が3,252台、MAZDA2が1,824台(同+6.2%)、MAZDA3が1,224台と記載されている
出典:マツダ株式会社「マツダ、2026年8月の生産・販売状況について」(2026年9月29日、2026年10月8日に表示を確認)。

発表に出ている数字のうち、MAZDA2に関係する部分を抜き出すと次のようになります。

項目 2026年8月 前年同月比
国内販売に占めるMAZDA2 1,824台 +6.2%
国内販売の主要車種1位(CX-5) 3,252台 +112.0%
国内販売の主要車種3位(MAZDA3) 1,224台 +43.3%
国内販売の合計 11,195台 +12.8%

表の時点:2026年9月29日公表の月次発表に記載された2026年8月の実績。リリースの注釈に「本プレスリリースの記載情報は、発表日時点のデータであり、発表日以降の修正は未反映」とあります。

国内販売の合計11,195台のうち1,824台ですから、マツダの国内販売のおよそ6台に1台がMAZDA2という計算になります。CX-5に次ぐ2番目の規模で、前年同月より増えています。販売終了が近い車種の売れ方とは言いにくい数字です。

いま買うなら窓口は2つある

新車と中古車のどちらで探すかで、見る場所が変わります。マツダは新車の見積りと中古車の検索を別々のサイトで提供していて、どちらも公式のものです。

図:2026年10月8日時点でMAZDA2を探すときの2つの窓口

新車

窓口1:マツダ販売店とカンタン見積り

公式サイトのグレード・価格ページから、グレードごとに見積りシミュレーションへ進めます。4WDは車高検知システムや立体駐車場の制約があるため、主要諸元の注記も合わせて読んでおくと判断が早くなります。

中古車

窓口2:マツダの中古車検索

マツダが運営する中古車検索では、2026年10月8日時点の掲載台数が全体で5,200台、うち「MAZDA 2」が388台、「デミオ」が116台でした。年式の古いものを探すならデミオ側も見る必要があります。

共通

確かめること

希望する色・駆動方式・変速機の組み合わせが選べるかどうか。公式サイトが「販売できない場合がございます」と断っているため、在庫と納期は販売店に直接確認するのが確実です。

中古車側で「MAZDA 2」と「デミオ」が別の車種名として並んでいることは、そのまま年式の目安になります。2019年9月より前に登録された個体はデミオ、それ以降はMAZDA2として扱われていると考えると、検索の取りこぼしを防げます。

現行MAZDA2の中身を数字で確認する

買う前に押さえておきたい寸法と燃費は、マツダが配布している主要諸元の資料に載っています。2025年11月現在と記載された版から、グレードをまたいで共通する値と、駆動方式で変わる値を抜き出しました。

項目 記載されている値
ボディタイプ・乗車定員 ハッチバック・5名
全長×全幅×全高 4,080×1,695×1,500〜1,550mm(仕様により全高が変わる)
ホイールベース 2,570mm
車両重量 1,040〜1,170kg
エンジン P5-VPS型 水冷直列4気筒DOHC16バルブ、総排気量1.496L(SKYACTIV-G 1.5)
WLTCモード燃費 2WDが20.2〜20.3km/L、4WDが18.1km/L
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン(15MBは無鉛プレミアムガソリン仕様)
サスペンション 前:マクファーソンストラット式/後:トーションビーム式

表の時点:マツダ公式サイトのグレード・価格ページから配布されている「主要諸元・装備」(2025年11月現在と記載、2026年10月8日に内容を確認)。燃費は国土交通省審査値として記載されたものです。

全長4,080mmは全幅1,695mmと合わせて5ナンバーの枠に収まる寸法です。4WDを選ぶと全高が1,525mmまたは1,550mmになり、資料には「4WD車は車両の状態、駐車場の構造や車高検知システムにより、立体駐車場へ駐車できない場合があります」と注記されています。機械式駐車場を使う予定があるなら、契約前に高さ制限を確かめておく必要があります。

燃料については、15MBだけが無鉛プレミアムガソリン仕様です。資料には、プレミアムが給油できない場合にレギュラーも使えるがエンジン出力低下などが起きる、と書かれています。モータースポーツベース車という位置づけなので、普段使いの1台として選ぶ場合はガソリン代の前提が変わる点に注意が必要です。

よくある質問

MAZDA2の生産終了はいつ発表されましたか

2026年10月8日時点で、そのような発表は確認できていません。マツダのニュースリリース一覧を2026年10月7日掲載分までさかのぼって見ても、MAZDA2の生産終了に触れた発表はありませんでした。公式ラインアップにも掲載が続いています。

デミオはもう買えないのですか

新車としては買えません。2019年7月18日の発表で車名がMAZDA2へ変わり、デミオという名前の新車は無くなりました。中古車であれば、マツダの中古車検索に2026年10月8日時点で116台のデミオが掲載されています。

ディーゼルのMAZDA2は新車で選べますか

選べません。2025年11月現在の主要諸元にディーゼルの記載はなく、グレード・価格ページに並ぶ5グレードはすべてSKYACTIV-G 1.5のガソリン車です。ディーゼルが必要なら中古車を探すことになります。

いちばん安いMAZDA2はいくらですか

15C Ⅱの2WD・6速オートマチックで、消費税込み1,720,400円です。6速マニュアルがよければ、モータースポーツベース車の15MBが1,768,800円で、こちらが2番目に安い組み合わせになります。

欲しい仕様が注文できないと言われたのですが

車種が終わったとは限りません。マツダはグレード・価格ページに「選択されるモデル・仕様によって、納期が大きく異なる場合や販売できない場合がございます」と明記しています。色やオプションの組み合わせで断られることがあるため、何がどこまで選べないのかを販売店で具体的に確認してください。

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