海外用の変換プラグはどこで買える?ダイソーの110円はA・C・Oの3タイプだけ、BFタイプは770円のマルチから。ヨドバシは211件

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海外用変換プラグはどこで買える? マルチ変換プラグの商品画像

海外旅行や出張の前に「変換プラグはどこで買えるのか」を調べると、100円ショップ、家電量販店、空港、通販と候補ばかりが並んで、結局どれを買えばよいのか決まりません。決め手になるのは売り場ではなく、渡航先のコンセントの形です。2026年11月3日にダイソーネットストア、ヨドバシ.com、サンワサプライ、経済産業省の各公式情報を読み、どの売り場に何タイプが並んでいるか、110円で済むのはどこまでかを数字で確かめました。先に答えを書くと、110円で買えるのはA・C・Oの3タイプだけで、イギリスや香港で使うBFタイプは1つ上の価格帯になります。

目次

海外用の変換プラグが買えるのは、100円ショップ・家電量販店や通販・空港の3か所

変換プラグは、日本のプラグ(Aタイプ)を渡航先の差込口の形に合わせるためだけの部品です。どこで買っても機能は変わらないので、選ぶ基準は「必要なタイプが置いてあるか」と「出発までに間に合うか」の2点になります。2026年11月3日に各社の公式サイトで確認した範囲では、売り場ごとに扱っているタイプの幅がはっきり違いました。

変換プラグの売り場と、2026年11月3日に公式サイトで確認できた扱い
売り場 価格帯(税込) 扱っているタイプ 向いている人
ダイソー(公式通販) 110円〜770円 A・C・Oの単品と、A/BF/C/Oのマルチ1点 行き先が1か国で、形がA・C・Oのどれかに決まっている人
ヨドバシ.com 320円〜 「海外用電源プラグ」カテゴリに211件 BFやSEを含め、形を指定して選びたい人
メーカー直販(サンワサプライ) 4,290円 9タイプを1台にまとめたTR-AD4W 行き先が複数、または毎年渡航する人

空港にも旅行用品の売り場はありますが、在庫は時期と店舗で動きます。出発当日に探すより、形が決まった時点で通販か最寄りの100円ショップで押さえるほうが確実です。渡航に持っていく荷物をまとめて見直すなら、スーツケースどこで買う?も合わせて読めます。

ダイソーで買えるのは4点だけ。110円はA・C・Oの3タイプ、マルチは770円

ダイソーネットストアで「海外プラグ」を検索すると、海外用の電源変換アダプターとして出てくるのは4点です。単品のAタイプ・Cタイプ・Oタイプが各110円、4タイプを1つにまとめた「海外用変換プラグ」が770円という内訳でした。SEタイプの単品は、2026年11月3日時点では見つかりませんでした。

ダイソーネットストアに掲載されている海外用プラグ4点(2026年11月3日に公式サイトで確認)
商品名 税込価格 JANコード 公式ページの対応表記
海外プラグ Aタイプ 110円 4979909938195 北米・南米・アジア地域など
海外プラグ Cタイプ 110円 4979909963999 ページ本文は「北米・南米・アジア地域など」、同ページのパッケージ写真は「ヨーロッパ・アジア地域 など」
海外プラグ Oタイプ 110円 4979909938218 オセアニア・アジア地域など
海外用変換プラグ 770円 4550480285351 Aタイプ、BFタイプ、Cタイプ、Oタイプに対応

Cタイプの商品ページだけは、説明文とパッケージ写真の記載が食い違っています。本文は「北米・南米・アジア地域など」ですが、同じページに載っている実物の写真には「主な対応地域 ヨーロッパ・アジア地域 など」と印刷されています。Cタイプはヨーロッパで広く使われている丸ピン2本の形なので、売り場の表示ではなく後述のプラグ形状表で判断してください。

ダイソーネットストアの海外用変換プラグ商品ページの画面。700円(税込770円)、JANコード4550480285351、Aタイプ、BFタイプ、Cタイプ、Oタイプに対応と表示されている
ダイソーネットストアの「海外用変換プラグ」。税込770円で、商品説明にAタイプ・BFタイプ・Cタイプ・Oタイプの4つが並んでいる(2026年11月3日に表示)。

770円のマルチタイプでもSEタイプは含まれていません。SEタイプはドイツやフランスで使われる丸ピンの形ですが、同じ国でCタイプの差込口も使われているため、Cタイプのプラグで足りる場面が多くなります。確実を期すなら、次の節の対応表で渡航先の表記を見てください。

先に決めるのは売り場ではなく、渡航先のプラグ形状と電圧

サンワサプライは、国ごとの電源電圧とプラグ形状を地域別の対応表として公開しています。アジア・中近東・ヨーロッパ・アフリカ・北米・中南米・オセアニアの7ページに分かれていて、国名・電源電圧・プラグ形状・対応製品の4列で並んでいます。日本人の渡航先として多い国を抜き出すと次のようになりました。

主な渡航先の電源電圧とプラグ形状(サンワサプライ「海外電源プラグ対応表」より、2026年11月3日に確認)
国・地域 電源電圧(V) プラグ形状 110円の単品で足りるか
アメリカ(一般) 120 A 足りる(Aタイプ)
ハワイ 120 A 足りる(Aタイプ)
台湾 110 A 足りる(Aタイプ)
韓国 (110)/220 C/SE 足りる(Cタイプ)
フランス 220 C/SE 足りる(Cタイプ)
ドイツ 230 C/SE 足りる(Cタイプ)
イタリア 220 C 足りる(Cタイプ)
オーストラリア 240 O 足りる(Oタイプ)
ニュージーランド 230/240 O 足りる(Oタイプ)
イギリス 220-240 BF 足りない(BFタイプ)
香港 220 (B)/BF 足りない(BFタイプ)
シンガポール 230 (B3)/BF 足りない(BFタイプ)
マレーシア 240 BF 足りない(BFタイプ)
タイ 220 A/BF/C 足りる(AまたはCタイプ)
中国 220 A/B/B3/BF/C/O/O2 足りる(A・C・Oのいずれか)
インド 220-240 B3/BF/B/C 足りる(Cタイプ)
サンワサプライの海外電源プラグ対応表アジア編の画面。BF・SE・C・CB・B3・B・O・O2・Aのプラグ形状と差込口の図が並び、その下にインド220-240V、インドネシア、カンボジア、韓国などの国名と電源電圧とプラグ形状の表がある
サンワサプライの「海外電源プラグ対応表」。上段に形状と差込口の対応図、下段に国名・電源電圧・プラグ形状の表が並ぶ(2026年11月3日に表示)。

買う前にやる3つの確認

手順1

渡航先の国名で形状を引く

サンワサプライの対応表で、国名・電源電圧・プラグ形状の3列を読む。同じ国に複数の形状が併記されていることがあり、括弧付きは限られた地域での使用を示す。

手順2

持っていく機器の入力表示を見る

本体やACアダプターに「INPUT 100-240V」とあれば電圧はそのままで使える。「AC100V」だけのときは変圧器が要る。

手順3

泊まる場所の差込口を確認する

ダイソーのパッケージにも「旅行会社やホテルなどに確認後ご購入ください」と印刷されている。同じ国でもホテルによって差込口が違うことがある。

プラグを買う前の確認手順。形状・電圧・滞在先の3点がそろって初めて必要な品が決まる。

イギリス・香港・シンガポール・マレーシアはBFタイプ。110円の棚には無い

BFタイプは四角いピンが3本の形で、イギリスと、かつてイギリスの制度を引き継いだ地域で使われています。サンワサプライの対応表では、イギリスが220-240Vでプラグ形状BF、マレーシアが240VでBF、シンガポールが230Vで(B3)/BF、香港が220Vで(B)/BFとなっていました。ダイソーの110円の単品はA・C・Oの3種類だけなので、この4か所へ行くなら770円のマルチタイプを選ぶか、家電量販店や通販でBF単品を買うことになります。

BFタイプが必要な主な渡航先と、2026年11月3日に確認できた入手先
渡航先 電源電圧(V) ダイソー110円 ダイソー770円のマルチ
イギリス 220-240 BF単品の掲載なし BFタイプに対応
香港 220 BF単品の掲載なし BFタイプに対応
シンガポール 230 BF単品の掲載なし BFタイプに対応
マレーシア 240 BF単品の掲載なし BFタイプに対応

なお、BFタイプの単品は家電量販店の通販で600円台から見つかります。マルチタイプを1つ持つか、行き先の形だけを単品でそろえるかは、渡航の頻度で決めるとはっきりします。年に何度も行き先が変わるならマルチ、1回限りの旅行なら単品のほうが安く済みます。

ヨドバシ.comは211件。人気順の上位は320円から580円

家電量販店の通販で品ぞろえを確かめるなら、ヨドバシ.comの「旅行用品 > 海外用電源プラグ」カテゴリが分かりやすい入口です。2026年11月3日に開いたところ、該当件数は211件と表示されました。メーカー一覧ページでは、カシムラが173件で最も多く、ヤザワが70件、MCOが53件と続いています。

ヨドバシ.com「海外用電源プラグ」人気順の上位3点(2026年11月3日に表示)
順位 商品名 税込価格 変換の向き
1位 カシムラ 海外用変換プラグ 2個セット WP-11 580円 A/B/C/SE→Cタイプ・SEタイプ
2位 カシムラ 海外用変換プラグ WP-4 320円 A/B/C/SE→Oタイプ
3位 カシムラ 海外用変換プラグ 2個セット WP-33S 527円 A/B/C/SE→Cタイプ

1台で広くまかないたいときは、メーカー直販の選択肢もあります。サンワサプライの「海外電源変換アダプタ TR-AD4W」は、A・B・BF・B3・C・SE・O・O2・CBの9種類に対応し、希望小売価格は税込4,290円(税抜3,900円)、定格は6A 250Vです。同社は製品ページで「本製品では電圧を変換することはできません。電圧が異なる場合は変圧器と併用してお使いください」と明記しています。

変換プラグは電圧を変えない。変圧器が必要かどうかの分かれ目

ここが一番取り違えやすいところです。変換プラグが変えるのは差込口の「形」だけで、電圧は渡航先のまま機器に届きます。日本は100Vですが、上の表のとおりイギリスは220-240V、オーストラリアは240V、ドイツは230Vです。100V専用の機器をそのままつなぐと壊れます。

機器の表示が「100-240V」か「100V」かで、必要なものが変わる

100-240V と書いてある場合

スマートフォンの充電器、ノートパソコンのACアダプター、デジタルカメラの充電器の多くが該当します。変換プラグだけで足ります。変圧器は不要です。

100V だけの場合

ドライヤー、ヘアアイロン、電気ケトルなど熱を出す家電に多い表示です。変換プラグに加えて、渡航先の電圧を100Vへ下げる変圧器が要ります。消費電力(W)に見合った容量を選びます。

変圧器が要るかどうかは、機器側の入力表示だけで決まる。プラグの形とは別の問題として切り分ける。

ダイソーの海外プラグの商品ページにも「電圧の変換はできません。電圧の変換が必要な場合には市販の変圧器を使用してください」と書かれています。持っていく機器の入力表示は出発前に必ず見てください。スマートフォンまわりの充電器がどの規格かを調べるときは、iPhone純正充電器はどこで買える?に電源アダプタの型番と出力がまとまっています。変圧器そのものの売り場は変圧器どこで買う?で扱っています。

110円のプラグに「日本国内での使用は認められておりません」と書いてある理由

ダイソーの海外プラグのパッケージには、「経済産業省 例外承認済 海外専用製品」「本製品は経済産業省の例外承認を受けており日本国内での使用は認められておりません」と印刷されています。定格入力は250V-6Aです。買ったあとに日本の部屋で使い道を探す人がいますが、これは制度上できません。

ダイソーネットストアの海外プラグCタイプの商品ページの画面。100円(税込110円)と表示され、パッケージ写真に定格入力250V-6A、経済産業省例外承認済、海外専用製品、本製品は経済産業省の例外承認を受けており日本国内での使用は認められておりませんと印刷されている
ダイソーの「海外プラグ Cタイプ」。パッケージの下部に経済産業省の例外承認と、日本国内では使えない旨が印刷されている(2026年11月3日に表示)。

根拠は電気用品安全法の例外承認制度です。経済産業省は「次のような特定の用途に使用される電気用品については、例外的に経済産業大臣の承認を受けて、技術基準適合性にかかわらず製造又は輸入、ないしは販売することができる」としたうえで、その1つ目にツーリストモデルを挙げています。同省は「外国規格に適合している製品を国内で製造又は輸入し、外国からの旅行者や日本人海外旅行者等に限定して国内で販売する場合、当該製品は例外承認の対象となります」と説明し、「経済産業大臣の承認が得られれば、基準適合義務や表示義務は免除されますが、事業届出(電気用品安全法第3条)は必要となります」と続けています。

経済産業省の電気用品安全法ページ、例外承認制度の画面。ツーリストモデル、リチウムイオン蓄電池、アンティーク照明器具等、ビンテージもの(電気楽器等)の4つが並び、1.ツーリストモデルの説明文が表示されている
経済産業省「例外承認制度」。ツーリストモデルは、日本人海外旅行者等に限定して販売する場合の例外として挙げられている(2026年11月3日に表示)。

つまり、110円の海外プラグは日本の技術基準に適合していることを確かめていない製品であり、海外で使うことを前提に例外として売られています。PSEマークが付いた国内向けの製品とは、確認されている中身が違います。

日本国内のコンセントで使うための変換(たとえばSEタイプのプラグを日本のAタイプに合わせる用途)には、「国内用変換プラグ」と明記された別の製品があります。ヨドバシ.comの同じカテゴリにも、カシムラのWP-72J(SE→A)が438円で並んでいました。海外用と国内用は名前が似ているので、商品名の先頭を必ず見てください。

よくある質問

Q. 変換プラグは何個買えばよいですか。
A. 同時に充電したい機器の数だけ必要です。スマートフォンとカメラとモバイルバッテリーを同時に充電するなら3個か、USBポートを複数持つマルチタイプが1個という考え方になります。ヨドバシ.comの人気順1位と3位がどちらも2個セットだったのは、この事情を反映していると考えられます。

Q. 100円ショップのものでも大丈夫ですか。
A. ダイソーの海外プラグは定格入力250V-6Aと表示されており、経済産業省の例外承認を受けた海外専用製品です。定格の範囲で、渡航先の形状が合っていれば使えます。ただし電圧は変わらないので、100V専用の機器には使えません。

Q. SEタイプのプラグは100円ショップで買えますか。
A. 2026年11月3日時点のダイソーネットストアには、SEタイプの単品も、SEタイプに対応するマルチタイプも掲載されていませんでした。SEタイプが必要なときは家電量販店か通販で探すことになります。ただしサンワサプライの対応表では、ドイツ・フランス・韓国などはC/SEと併記されており、Cタイプで足りる場面があります。

Q. 空港でも買えますか。
A. 空港の旅行用品売り場でも扱いはありますが、在庫は時期と店舗で変わります。出発当日に必要なタイプが残っているとは限らないので、形が決まった時点で先に買っておくほうが確実です。

Q. 変換プラグを日本国内で使ってもよいですか。
A. 海外用と書かれた製品は使えません。ダイソーのパッケージにも「日本国内での使用は認められておりません」と印刷されています。国内で形を変えたいときは「国内用変換プラグ」として売られている製品を選びます。

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