ゆうパケットポストminiは、専用の封筒に入れて郵便ポストへ投かんするだけで送れる配送方法です。写真やカードのような薄くて小さいものを、宛名を書かずに出せます。使うには専用封筒が必ず要るので、まず封筒そのものを買わなければ始まりません。郵便局の窓口なら1枚20円(税込)、ダイソーなら4枚入りで税込110円です。同じ封筒でも買う場所で1枚あたりの値段が20円から34円まで開くため、何枚要るのかで買い先が変わります。
mini封筒を買えるのは郵便局と、日本郵便が挙げる7つの販売場所
日本郵便は、ゆうパケットポストmini封筒の入手先を「お近くの郵便局または郵便局のネットショップ」と案内しています。これに加えて、同じページの下段に「専用資材の郵便局以外の主な販売場所」としてチェーン名が並んでいます。その一覧に載っているのは、ローソン、ダイソー、セリア、ファミリーマート、アスクル、LOHACO、セブン-イレブンの7つです。
| 買う場所 | 売り方と値段 | 1枚あたり |
|---|---|---|
| 郵便局の窓口 | 1枚20円(税込)でばら売り | 20.0円 |
| 郵便局のネットショップ | 1個(50枚)セットで1,000円、送料は全国一律720円 | 20.0円〜34.4円 |
| ダイソー | 4枚入りで税込110円(JANコード4573574259403) | 27.5円 |
| ローソン/ファミリーマート/セブン-イレブン | 公式の販売場所一覧に名前がある | 一覧に金額の記載なし |
| セリア/アスクル/LOHACO | 公式の販売場所一覧に名前がある | 一覧に金額の記載なし |
| Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング | 10枚単位の小分けパックが275円から | 27.5円から |
窓口の20円という値段は、日本郵便が2023年9月29日に出した報道発表に書かれています。そこでは販売場所を「全国の郵便局(窓口のない一部の郵便局および簡易郵便局を除く)」、販売価格を「1枚20円(税込)」と明記しています。コンビニや100円ショップの価格は公式ページに金額が出ていないため、店ごとの値札を見ることになります。
一覧に名前があっても、その店にあるとは限らない
日本郵便は販売場所の一覧に「販売場所となっていても、店舗によっては取り扱いがない場合もございます」と注記を添えています。チェーンとして扱いがあることと、行った店の棚にあることは別です。急いでいるなら、確実なのは郵便局の窓口です。
1枚あたりの値段は20円から34円まで開く
同じ封筒でも、買い方によって1枚あたりの支払いは変わります。差が出る理由は送料とパック数です。郵便局の窓口は1枚から20円で買えるので送料が乗りません。ネットショップは50枚で1,000円なので封筒そのものは20円のままですが、1セットだけ注文すると送料720円が全部その50枚にかかります。
1枚あたりの支払い(送料を含めて計算)
郵便局の窓口価格と、郵便局のネットショップの商品代金・送料・送料無料の条件から計算した。ダイソーと通販の金額は各販売ページの表示。
計算はかんたんです。ネットショップで1セットだけ買うと1,000円に送料720円が足されて1,720円になり、50枚で割ると1枚34.4円です。これはダイソーの27.5円より7円ほど高くなります。少しだけ要るときにネットショップを選ぶと、いちばん高い買い方になります。
郵便局のネットショップは5セット買わないと、送料のぶん割高になる
郵便局のネットショップには「お届け先ごとのご注文金額が5,000円以上の場合は、送料の負担はありません」という条件があります。mini封筒は1セット1,000円なので、5セット=250枚を買うとちょうど5,000円に届いて送料が消えます。そのとき1枚あたりは20円に戻り、窓口と同じ値段になります。
何枚要るかで買い先を決める
ダイソーの4枚入り110円か、郵便局の窓口で必要な枚数だけ。送料を払わずに済むので、1枚27.5円以下に収まります。
郵便局の窓口でまとめて買うと1枚20円のまま。ネットショップを1セットだけ頼むと送料で34.4円になります。
郵便局のネットショップで5セット注文すると5,000円で送料無料。1枚20円で、受け取りに出かけずに済みます。
注文の上限もあります。ネットショップの商品ページには「1回のご注文はお一人様10点(500枚)まで」と書かれています。500枚を超えて一度に買うことはできません。出荷はゆうパックで、他の切手類と同梱されて届きます。返品・交換・キャンセルはできないと明記されているので、枚数は注文前に決めておく必要があります。

ダイソーの4枚入り110円は、数回しか使わない人に合う
ダイソーネットストアには、ゆうパケットポストmini封筒の4枚入りが税込110円で載っています。JANコードは4573574259403、分類は文具のテープ・梱包用品です。商品説明には封筒の寸法として外寸が長辺21.6センチ×短辺17.8センチ、内寸が長辺21.1センチ×短辺16.8センチと書かれていて、日本郵便が公式ページに出している寸法と一致します。

4枚という枚数は、フリマアプリで月に1、2回だけ出品する人にちょうど合います。郵便局まで行く手間と、50枚を使い切れるかどうかを考えると、近所にダイソーがあるならこちらのほうが現実的です。ただし1枚あたりは27.5円で、窓口の20円より7.5円高くなります。枚数が増えるほど、この差は効いてきます。
公式が「販売していない」と名指ししたのは専用箱とシールで、mini封筒ではない
ゆうパケットポストの専用資材は3種類あります。mini封筒、発送用シール、専用箱です。日本郵便は販売場所の一覧に注記を付けていて、どのチェーンがどの資材を扱っていないかを名指ししています。ここを読むと、mini封筒だけが除外対象に一度も出てこないことがわかります。
| 資材 | 扱いがないと名指しされた場所 | 郵便局での扱い |
|---|---|---|
| mini封筒 | 名指しされた場所なし | 窓口で1枚20円 |
| 発送用シール | セブン-イレブン | 取り扱いあり |
| 専用箱 | 郵便局、ダイソー、アスクル、LOHACO | 2026年3月31日で販売終了 |
専用箱については、郵便局での販売が2026年3月31日で終わったと公式ページに書かれています。すでに買ってある専用箱は引き続き発送に使えるとも明記されています。つまりいま郵便局の窓口で買えるゆうパケットポストの資材は、mini封筒と発送用シールの2つということになります。封筒に収まらない書類を定額で送りたいときは、スマートレターのような別のサービスと比べることになります。
もうひとつ、公式ページには資材のデザインが変わるという案内もあります。2026年9月以降、販売場所の在庫が切り替わり次第、順次デザインが一部変更になるという内容です。旧版も引き続き使えると書かれているので、手元の封筒の見た目が店頭のものと違っていても、そのまま出して差し支えありません。
送料はメルカリで160円。シールや専用箱の215円より55円安い
封筒代とは別に、発送のたびに配送料がかかります。配送料を決めているのは日本郵便ではなく、出品に使うアプリやサイトです。日本郵便の公式ページも「配送料等については、各対応アプリ・サイトに掲載されている情報をご確認ください」と案内しています。メルカリのゆうゆうメルカリ便の場合、ゆうパケットポストminiは全国一律160円、ゆうパケットポストは全国一律215円です。
| 項目 | mini封筒 | 発送用シール | 専用箱 |
|---|---|---|---|
| 配送料 | 160円 | 215円 | 215円 |
| 入れ物 | 専用封筒が必須 | 手持ちの箱や袋 | 専用の箱 |
| 大きさ | 外寸で長辺21.6センチ×短辺17.8センチ | 3辺合計60センチ以内、長辺34センチ以内 | 縦32.7センチ×横22.8センチ×厚さ3センチ |
| 重さ | 2キロ以下 | 2キロ以下 | 2キロ以下 |
| 資材の値段 | 1枚20円(郵便局) | 郵便局のネットショップで20枚100円 | 郵便局での販売は終了 |
送るものが封筒に収まるなら、miniを選んだほうが1回あたり55円安くなります。10回出品すれば550円の差です。封筒代が1枚20円なので、封筒を買っても差し引きで35円ほど得になる計算です。逆に厚みがあって封筒に入らないものは、はじめからゆうパケットポスト発送用シールのほうを選ぶことになります。厚さが3センチを超えて郵便ポストに入らないなら、ゆうパケットプラスの箱が次の候補になります。
mini封筒を使えるのは、日本郵便が挙げている対応アプリ・サイトに限られます。ゆうゆうメルカリ便、かんたんラクマパック(日本郵便)、おてがる配送(日本郵便)、かんたんタワレコ便(日本郵便)、かんたん発送(日本郵便)、ゆうゆうBOOTHパック、かんたんミンネ便が並んでいます。これ以外のサービスでは使えません。
封筒は厚さ3センチまで。中身が折れないようにしてから入れる
日本郵便は、郵便ポストに投かんできる厚さの目安を3センチとしています。封筒自体に厚みの上限が印刷されているわけではなく、ポストの投かん口に入るかどうかで決まります。写真やカードを送るときは、厚みよりも折れ曲がりのほうが問題になります。封筒は紙なので、中身を守る力はありません。
mini封筒に入れる前に見ておくところ
二次元コードを隠さない封筒に印字された二次元コードと「日本郵便使用欄」がテープで隠れていると取り扱いできません。透明なテープでも駄目な場合があると公式に書かれています。
使い回さない資材の使用は1回限りです。過去に使った封筒や、同じ封筒を同時に複数の取引で使うことはできません。
切ったり貼り足したりしない専用資材を変形したり加工したりすると取り扱いできません。入らないから切り開く、といった使い方はできません。
投かん前に読み取るアプリで二次元コードを読み取らずにポストへ入れると、配送情報が無いため返送もできないと明記されています。
信書は入れない手紙のような信書は送れません。無封の添え状や送り状は同封できます。
大型投函口の郵便ポストを使う場合にも注意があります。厚さ7センチ以内の郵便物が入る大型投函口ポストでは、正面に向かって右側の投かん口に入れるとお届けできないと公式に書かれています。見た目が同じ2つの口でも扱いが違うので、投かん口の表示を読んでから入れることになります。
買う前に確かめておく4つのこと
mini封筒を買うまでの順番
使うアプリが対応しているか見る。ゆうゆうメルカリ便やかんたんラクマパックなど、日本郵便が挙げた7つのサービス以外では使えません。
送るものが内寸に収まるか測る。内寸は長辺21.1センチ×短辺16.8センチです。A5の用紙は入りますが、A4をそのまま入れることはできません。
必要な枚数を決める。数枚ならダイソーか郵便局の窓口、250枚以上なら郵便局のネットショップで送料無料になります。
買いに行く先を決める。郵便局なら1枚20円で確実です。コンビニや100円ショップは公式の一覧に載っていますが、店ごとに置いていないことがあります。
封筒の寸法で迷いやすいのは、外寸と内寸の差です。外寸は長辺21.6センチ×短辺17.8センチ、内寸は長辺21.1センチ×短辺16.8センチで、長辺で5ミリ、短辺で1センチ違います。公式には「封筒のふた部分は除きます」「製造過程において各辺1ミリ程度の差が生じる場合があります」という注記も付いています。ぎりぎりの大きさのものを送るつもりなら、実物に当てて確かめたほうが安全です。
よくある質問
mini封筒はコンビニで買えますか
日本郵便の販売場所一覧には、ローソン、ファミリーマート、セブン-イレブンの3チェーンが載っています。名指しで扱いがないとされているのは、セブン-イレブンの発送用シールだけで、mini封筒についての除外はありません。ただし「店舗によっては取り扱いがない場合もございます」と注記されているため、置いていない店はあります。
郵便局の窓口から出すことはできますか
できません。公式に「本サービスは、郵便ポストへの投かんでのみ発送していただけます」と書かれています。郵便局窓口、窓口カウンター併設の差入口、スマリボックス、ファミロッカーからは差し出せません。封筒を窓口で買っても、出すのはポストです。
買った封筒を郵便局で返品できますか
できません。公式に「郵便局で購入した専用資材を、郵便局の窓口で交換や返品することはできません」と書かれています。郵便局以外で買ったものについては、商品に書かれている問い合わせ先に確認するよう案内されています。
封筒のデザインが店によって違うのはなぜですか
2026年9月以降、販売場所の在庫が切り替わり次第、順次デザインが一部変更になると公式に案内されています。旧版も引き続き使えると明記されているので、見た目が違っても発送に支障はありません。
1枚だけ買うことはできますか
郵便局の窓口なら1枚20円で買えます。郵便局のネットショップは50枚セットのみで、1枚単位の販売はありません。ダイソーは4枚入りが最小です。
出典
- 日本郵便「ゆうパケットポスト・ゆうパケットポストmini」 — 封筒の寸法、重さ、資材の入手先、販売場所の一覧と注記、専用箱の販売終了、デザイン変更、取り扱いできないケース
- 日本郵便 報道発表「ゆうパケットポストminiをゆうゆうメルカリ便で提供開始」(2023年9月29日) — 販売場所と販売価格1枚20円(税込)
- 郵便局のネットショップ「ゆうパケットポストmini封筒(1個(50枚)セット)」 — 1,000円(送料別)、送料720円、5,000円以上で送料無料、購入上限10点
- ダイソーネットストア「ゆうパケットポストmini封筒(4枚入り)」 — 税込110円、JANコード、商品サイズ
- メルカリ「小型サイズ – ゆうパケットポストmini(ゆうゆうメルカリ便)」 — 配送料160円
- メルカリ「小型サイズ(A4)- ゆうパケットポスト(ゆうゆうメルカリ便)」 — 配送料215円

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