プッカは販売終了していない|明治公式の現行は2品、消えたのは2019年の「いちご」と43g

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調べて分かったこと

プッカは販売終了していません。株式会社明治の公式サイトには、2026年10月9日時点で「プッカチョコレート 39g」と「プッカ塩ミルク 39g」の2品が商品ページ付きで掲載されています。どちらも原材料名・内容量・栄養成分表示まで公開されていました。

それでも「終わった」と言われるのには理由があります。2019年に全国発売されていた「プッカいちご」はいまのラインアップに無く、プッカチョコレートの内容量も43gから39gに変わっています。以前買っていたものを探すと見つからない、という状態です。

明治は「1年以内に製造終了した商品」を一覧で公開していますが、チョコレート・グミの欄98点のなかにプッカは1点もありませんでした。

目次

いま売っているのは2品。公式の商品ページで確認できる

最初に、メーカーが現在どう案内しているかを押さえます。明治の商品情報サイトには、チョコレートのカテゴリーにプッカの商品ページが2つあります。どちらも「商品概要」として名称・原材料名・内容量・保存方法が並び、その下に栄養成分表示が載っています。製造を終えた商品は商品情報から外れるため、ページが生きていること自体が現行品である手がかりになります。

明治公式サイトのプッカチョコレート39gの商品ページの画面。黄色いパッケージの商品写真とともに「カリカリのなかにチョコしっかり!」の見出し、カリッと香ばしいプレッツェルにまろやかなチョコレートを詰めたチョコスナックですという説明、ブランドサイトと取扱店舗検索へのリンク、商品概要の名称チョコレート菓子が表示されている
出典:株式会社明治「プッカチョコレート 39g」商品ページ(2026年10月9日に表示を確認)。
商品名 内容量 公式サイトの見出し 名称 保存方法
プッカチョコレート 39g カリカリのなかにチョコしっかり! チョコレート菓子 30℃以下の涼しい場所
プッカ塩ミルク 39g やみつき甘じょっぱチョコ! チョコレート菓子 30℃以下の涼しい場所

表の時点:2026年10月9日。明治の商品情報サイトにある各商品ページの「商品概要」からの書き出しです。

どちらもアレルギー関連情報に小麦・乳成分・大豆が挙がっています。プレッツェルを使う菓子なので、チョコレートだけの商品とは原材料の構成が違う点に注意してください。

なお、公式の商品ページに価格は書かれていません。希望小売価格やオープンプライスの別も掲載が無いため、いくらで買えるかは売り場ごとに確かめることになります。

「販売終了」と言われるのは、2019年のプッカと中身が違うから

では、なぜ終わったと受け取られているのか。明治が過去に出した発表資料と、いまの商品ページを並べると違いがはっきりします。2019年7月18日のプレスリリースには、同月23日から全国で発売する2品の概要が載っていました。

株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也)は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催1年前に合わせ、東京2020公式マスコットをパッケージにあしらった「プッカチョコレート」「プッカいちご」を2019年7月23日から全国で発売いたします。

株式会社明治 プレスリリース(2019年7月18日)

比べる点 2019年7月23日の全国発売時 2026年10月9日時点
そろっていた味 プッカチョコレート/プッカいちご プッカチョコレート/プッカ塩ミルク
プッカチョコレートの内容量 43g 39g
プッカチョコレートの熱量 223kcal 202kcal
いちご味の扱い 全国発売 公式サイトに掲載なし
価格の案内 参考小売価格91円(税別) 商品ページに記載なし

表の時点:2026年10月9日。左の列は2019年7月18日付のプレスリリース、右の列は同日に表示を確認した商品ページの内容です。

つまり、ブランドは続いているのに、2019年に売っていた2品のうち片方は無く、残った片方も容量が4g減っています。いちご味を探している人にとっては、売り場で見つからないのが当たり前の状態です。「プッカが終わった」という言い方は、このすれ違いから生まれていると考えるのが自然でしょう。

もうひとつ混乱のもとになりそうなのが、期間限定の復刻版です。2022年11月2日の発表によると、同年11月8日から「プッカチョコレート復刻版パッケージ」43gが全国で期間限定発売されました。発売年は1997年と書かれていて、プッカが30年近く続くブランドであることも分かります。期間限定品は終われば棚から消えるため、これを本体の終了と受け取った人もいるはずです。

明治の「製造終了商品」にプッカは載っていない

推測を重ねるより、メーカーが終わった商品をどう公開しているかを見るほうが確かです。明治の商品情報サイトには「製造終了商品」というページがあり、カテゴリー別に商品名と終了年月が並んでいます。

明治公式サイトの製造終了商品ページの画面。1年以内に製造終了した商品をご案内していますという説明の下に、乳製品・チョコレート・グミ・アイス・調理食品などのカテゴリー見出しが並び、乳製品の欄に2026年10月製造終了の明治北海道十勝ミルクきわだつヨーグルト メロンなどが商品画像つきで表示されている
出典:株式会社明治「製造終了商品」(2026年10月9日に表示を確認)。

2026年10月9日に確認したところ、チョコレート・グミの欄には98点が掲載されていて、たけのこの里やきのこの山の派生品、チョコレート効果の一部、グミなどが並んでいました。そのなかにプッカという名前の商品は1点もありません。

ただし、このページには「1年以内に製造終了した商品をご案内しています」という条件が書かれています。載っていないことは、終わっていないことの証明にはなりません。1年より前に終わった商品はそもそも掲載対象の外です。いちご味が見当たらないのも、この条件で説明がつきます。

メーカーが終売一覧をどこまでさかのぼって載せるかは会社ごとに違います。廃盤・生産終了・販売終了・終売・休売の違いでも触れたとおり、言葉づかいも掲載範囲も統一されていないため、一覧に無いことを根拠にするときは必ず期間の但し書きを一緒に読んでください。

2品の違いは栄養成分表示に出る。塩分は約2倍

どちらを買うか迷ったときは、公式が出している1箱あたりの栄養成分表示を並べると性格が分かります。同じ39gでも、数値には差があります。

1箱(39g)あたり プッカチョコレート プッカ塩ミルク
エネルギー 202kcal 199kcal
たんぱく質 3.4g 3.5g
脂質 10.1g 9.7g
炭水化物 24.5g 24.6g
食塩相当量 0.18g 0.37g

表の時点:2026年10月9日。明治の各商品ページに掲載されている栄養成分表示の値です。

熱量・たんぱく質・炭水化物はほとんど同じで、はっきり違うのは食塩相当量です。塩ミルクは0.37gで、チョコレートの0.18gのおよそ2倍。公式の説明も「プレッツェルにつぶ塩をかけ、塩をきかせたミルクチョコレートを詰めました」となっていて、数値と文章が一致します。甘さだけを求めるならチョコレート、甘じょっぱさが欲しいなら塩ミルク、という分け方で問題ありません。

脂質は塩ミルクのほうが0.4g少なく、エネルギーも3kcal低い値でした。わずかな差ですが、どちらかが極端に重いということはありません。

明治公式サイトのプッカ塩ミルク39gの商品ページの画面。水色のパッケージの商品写真とともに「やみつき甘じょっぱチョコ!」の見出し、プレッツェルにつぶ塩をかけ、塩をきかせたミルクチョコレートを詰めましたという説明、ブランドサイトと取扱店舗検索へのリンク、商品概要の名称チョコレート菓子が表示されている
出典:株式会社明治「プッカ塩ミルク 39g」商品ページ(2026年10月9日に表示を確認)。

原材料名の並びにも差がある

公式の原材料名を先頭から読むと、どちらも小麦粉(国内製造)、砂糖、カカオマス、植物油脂、全粉乳と続きます。ここまでは共通です。違うのはそのあとで、プッカチョコレートにはココアバター・ライ麦粉・バターシーズニング・カラメルソースが入り、プッカ塩ミルクにはココアバターのあとに食塩とイーストが入ります。

ライ麦粉とバターシーズニングが入るチョコレートのほうが、プレッツェル側の香ばしさを作り込んでいる構成です。塩ミルクは食塩を原材料名に明示したうえでイーストを使っており、生地の作り方そのものが別物だと分かります。味の違いは「塩をかけただけ」ではありません。

アレルギー関連情報はどちらも「一部に小麦・乳成分・大豆を含む」で同じでした。卵は特定原材料として太字になっていません。

どこで買えるか

明治は商品ページから「取扱店舗検索」へのリンクを出しています。これは地図上で取扱いのある店を探す仕組みで、商品ごとに用意されています。全国のどのチェーンで扱っているかを一覧にした案内は公開されていないため、まずはここを使うのが近道です。

図:プッカを買うときの入口

明治の取扱店舗検索

各商品ページにリンクがあります。地図から扱っている店を探せるので、近所で買いたいときはここから。在庫そのものを保証する仕組みではないため、行く前の電話確認は別途必要です。

スーパー・ドラッグストアの菓子売り場

チョコレート菓子の棚ではなく、プレッツェル系のスナック菓子と一緒に置かれていることがあります。箱入りの小型商品なので、個包装チョコの棚より下段にまとまっている店もあります。

通販サイト

箱単位・まとめ買いの出品が中心です。店頭で1箱だけ欲しい用途には向きませんが、塩ミルクのように扱う店が限られる味を確実に手に入れたいときは有力な選択肢になります。

明治へ直接問い合わせる

商品ページに「お問い合わせ」の導線があります。取扱いの有無や今後の予定を知りたいときは、推測の多い情報を追うよりメーカーに聞くほうが早く確実です。

価格が公式に示されていない以上、通販の値段が高いか安いかを判断する基準は自分で作るしかありません。2019年の参考小売価格が91円(税別)だったことを目安にすると、1箱あたりが数百円になっている出品は、まとめ買いの単価なのか送料込みなのかを確かめる価値があります。

店頭で見つからないときの進め方

「扱いが終わった」と「その店が仕入れていない」は別の話です。順番に切り分けると、無駄足が減ります。

図:見つからないときに確かめる順番

まず商品名を特定する

探しているのがチョコレートなのか塩ミルクなのか、それとも終わったいちご味なのかで結論が変わります。いちご味は公式サイトに掲載がありません。

公式の商品ページが生きているか見る

ページがあれば現行品です。製造を終えた商品は商品情報から外れ、「製造終了商品」のページへ1年間だけ移ります。

取扱店舗検索を使う

商品ページのリンクから地図で探します。自分がいつも行く店に無いだけ、ということは珍しくありません。

それでも無ければ通販に切り替える

箱数が多くなりがちなので、賞味期限と保存条件を先に見てください。公式の保存方法は「30℃以下の涼しい場所」です。

似た誤解は他のお菓子でも起きています。カールは販売終了なのかを調べたときは販売地域が限られていたことが理由でしたし、エアロチョコのように現行商品にも終了一覧にも載らない状態の商品もあります。棚に無いことと、作られていないことは、分けて考えてください。

よくある質問

プッカは販売終了したのですか

していません。2026年10月9日時点で、明治の公式サイトに「プッカチョコレート 39g」と「プッカ塩ミルク 39g」の商品ページがあります。

プッカいちごはもう買えませんか

公式サイトの現行ラインアップには掲載がありません。2019年7月23日に全国発売された記録は残っていますが、いまの商品情報には見当たりませんでした。製造終了の告知は確認できていません。

内容量が変わったのはなぜですか

理由は公表されていません。確認できるのは、2019年の発表資料でプッカチョコレートが43gだったのに対し、現在の商品ページが39gになっているという事実だけです。

チョコレートと塩ミルクはどちらが甘いですか

甘さそのものの指標は公開されていません。公式の栄養成分表示で違うのは食塩相当量で、塩ミルクが0.37g、チョコレートが0.18gでした。

プッカはいつからある商品ですか

2022年11月2日の発表資料に、プッカチョコレートの発売年が1997年と記されています。復刻版パッケージを期間限定で売り出したときの資料です。

参考にした一次情報

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