スイッチ2(Nintendo Switch 2)の本体は、任天堂の商品ラインナップのページに2種類だけ並んでいます。家電量販店や通販で見かけるのは「日本語・国内専用」のほうで、希望小売価格は59,980円(税込)です。もうひとつの「多言語対応」は69,980円(税込)で、こちらは任天堂のNintendo Storeでしか売られていません。値段がよく食い違って見えるのは、2026年5月25日に1万円の価格改定があったためです。公式の表記をひとつずつ突き合わせます。
本体は2種類だけ。店で買えるのは「日本語・国内専用」のほう
任天堂の商品ラインナップのページには、本体が「日本語・国内専用」と「多言語対応」の2つに分けて載っています。どちらも発売日は2025年6月5日で、中身のセット内容は同じです。違うのは本体で使える言語と、ニンテンドーアカウントの扱い、そして買える場所です。

| 項目 | 日本語・国内専用 | 多言語対応 |
|---|---|---|
| 希望小売価格(税込) | 59,980円 | 69,980円 |
| 発売日 | 2025年6月5日 | 2025年6月5日 |
| 本体で使える言語 | 日本語のみ | 日本語以外も選べる |
| 連携できるアカウント | 「国/地域」が日本のニンテンドーアカウントのみ | 制限の記載なし |
| 買える場所 | Nintendo Storeを含む通常の販売 | Nintendo Storeのみ |
この表でいちばん効いてくるのは最後の行です。量販店の店頭やインターネット通販の棚に並ぶのは、ほぼ「日本語・国内専用」のほうになります。多言語対応を探して店をまわっても見つからないのは、在庫が切れているからではなく、そもそも店に卸されていないからです。
1万円の差は性能ではなく言語。日本語だけで足りるなら安いほうでよい
2つの価格差は10,000円ですが、画面の大きさや保存できる容量といった性能の差ではありません。任天堂は本体のページで、内蔵の保存メモリーは256GBで、画面は7.9インチの液晶だと説明しています。これは2種類に共通です。
公式の注意書きには「『Nintendo Switch 2 日本語・国内専用』は日本国内専用仕様です。対応言語は日本語のみです。『国/地域』を『日本』に設定しているニンテンドーアカウントのみ連携できます」と書かれています。言いかえると、日本語で遊び、日本のアカウントを使う人にとって、国内専用版でできなくなることは書かれていません。
海外へ持ち出す予定があるなら、買う前に言語の条件を読む
国内専用版は本体の表示言語が日本語だけで、連携できるアカウントも日本のものに限られます。家族が海外のアカウントを使っている、英語表示で遊びたいといった事情があるなら、10,000円の差は言語を買う差額ということになります。これは店頭では確かめにくいので、箱を開ける前に決めておく話です。
2026年5月25日に1万円上がった。49,980円は改定前の値段
インターネットで値段を調べると49,980円という数字も出てきます。これは現在の価格ではありません。任天堂は2026年5月8日付で「当社商品およびサービスの価格変更に関するお知らせ」を出し、ゲーム専用機の希望小売価格を2026年5月25日から変更すると発表しました。

| 機種 | 改定前 | 改定後 |
|---|---|---|
| Nintendo Switch 2 日本語・国内専用 | 49,980円 | 59,980円 |
| Nintendo Switch(有機ELモデル) | 37,980円 | 47,980円 |
| Nintendo Switch | 32,978円 | 43,980円 |
| Nintendo Switch Lite | 21,978円 | 29,980円 |
このお知らせには、改定の理由として「さまざまな市場環境の変化を受け、今後のグローバルでの事業性を検討した結果」と書かれています。表の下には小さく「※マイニンテンドーストアで取り扱う『Nintendo Switch 2 多言語対応』の価格は変更いたしません」という注記があり、69,980円のほうは据え置きでした。つまり、もともと20,000円あった差が10,000円に縮まった形です。
同じお知らせでNintendo Switch Onlineの利用料も変わっています。個人プランの12か月が2,400円から3,000円、ファミリープランの12か月が4,500円から5,800円になり、こちらは2026年7月1日からの適用です。オンラインで遊ぶつもりなら、本体の代金とは別にここが毎年かかります。ソフトの買い方や支払い方法を先に決めておきたいなら、ニンテンドープリペイドカードの買い方もあわせて見ておくと段取りが立てやすくなります。
ソフト付きのセットは3つ。本体単体との差額で選ぶ
本体だけでなく、ソフトが付いたセットもラインナップに並んでいます。2026年10月20日時点で載っているのは3つで、発売日はそれぞれ違います。
| セット名 | 発売日 | 価格 | 59,980円との差 |
|---|---|---|---|
| スプラトゥーン レイダースセット | 2026年7月23日 | 64,980円 | +5,000円 |
| 選べるソフトセット | 2026年11月12日 | 63,980円 | +4,000円 |
| モンスターハンターワイルズ セット | 2026年12月4日 | 61,980円 | +2,000円 |
差額の欄を見ると、ソフト1本ぶんを足した金額としてはかなり抑えられています。とくにモンスターハンターワイルズ セットは+2,000円です。ただし発売日が先のものは、その日が来るまで手元に届きません。いますぐ遊びたいなら本体単体を買ってソフトを別に選ぶほうが早く、待てるならセットのほうが総額は安く収まる、という分かれ方になります。
なお、ラインナップのいちばん上には「ゼルダの伝説 40周年 アニバーサリーエディション」が2026年10月29日発売として告知されていました。本体の意匠を変えた特別な仕様で、通常の本体とは別の枠で扱われています。
マリオカート ワールド セットとポケモンのセットは「生産終了した本体」に移った
ラインナップのページには「生産終了した本体」という折りたたみの項目があり、開くと2つ入っています。発売から時間が経ったセットは、こちらへ移されていきます。
本体とセットが並んだ順番
この2つは、いまから新品を定価で買う道が公式には用意されていません。通販サイトには在庫として残っているものが出てきますが、希望小売価格の掲示が公式から消えた商品は、売り手が自由に値段を付けられる状態です。本体単体の59,980円より高い値が付いていることもあるので、セット内容と総額を見比べてから決めることになります。「生産終了」「販売終了」「終売」の使い分けがメーカーごとに違う点は、廃盤とはどういう意味かの整理もあわせて確認できます。
公式ストアは順番待ちの画面をはさむことがある
任天堂のNintendo Store(マイニンテンドーストア)で買おうとすると、商品ページにたどり着く前に順番待ちの画面が出ることがあります。2026年10月20日にstore-jp.nintendo.comの本体ページを開いたところ、store-jp-wr.nintendo.comという待機用のアドレスへ転送されました。トップページだけでなく、本体の個別ページでも同じ動きになります。
買う前に決めておく順番
言語を決める。日本語だけでよければ59,980円の国内専用版、それ以外の言語も使うなら69,980円の多言語対応版です。多言語対応版はNintendo Store以外では扱われていません。
単体かセットかを決める。ソフト付きセットは+2,000円から+5,000円の範囲ですが、発売日が先のものは待つことになります。
買う先を決める。国内専用版は量販店や通販でも扱われています。Nintendo Storeは順番待ちの画面をはさむことがあるため、急ぐなら他の販路も並行して見ることになります。
SDカードを用意するか決める。後述のとおり、使えるのは「microSD Expressカード」だけです。手持ちのmicroSDは流用できません。
順番待ちの画面が出るかどうかはその時の混み具合によります。出ている間は商品ページの在庫状況も確かめられないため、公式ストアの表示だけを見て「どこにも売っていない」と判断しないほうが確かです。
買ったあとに要るもの。SDカードは「Express」でないと使えない
本体の保存メモリーは256GBあります。これは前のNintendo Switchの8倍ですが、ダウンロードでソフトを買っていくと足りなくなります。そこで追加するのがSDカードです。ここに前の本体から引き継げない決まりがあります。
任天堂は本体のページで「Nintendo Switch 2 で使えるSDカードは『microSD Expressカード』のみです」と書いています。前のSwitchで使っていた一般的なmicroSDカードは、見た目が同じでも差し替えて使うことはできません。売り場では同じ棚に並んでいることが多いので、パッケージに「Express」と書かれているかを確かめる必要があります。
「microSDXC 512GB」と「microSD Express 512GB」は別物
容量の数字が同じでも、Expressに対応していないカードはスイッチ2で使えません。値段も大きく違い、同じ容量でもExpress対応のほうが高くなります。安いほうを買って帰ってから気づくのが、いちばん損をする買い方です。
2人で遊ぶならコントローラーを足す。純正のProコントローラーは9,980円前後
本体にはJoy-Con 2が2本付いてくるので、これを左右に分ければ2人で遊べるソフトもあります。ただし、しっかり握れる形のコントローラーで遊びたい場合や、3人以上で遊ぶ場合は買い足すことになります。任天堂純正のNintendo Switch 2 Proコントローラーは、通販で9,890円から9,980円の範囲で並んでいました。
買い足す前に見ておきたいのは、修理に出すときの金額との比較です。任天堂サポートの参考価格では、Joy-Con 2の修理は1本3,960円、Proコントローラーは6,490円と案内されています。壊れた純正品を直すほうが、買い直すより安く収まる場合があります。どちらにするかは、症状と保証の有無で変わります。
修理代は2026年11月16日に上がる
本体の値段だけでなく、壊れたときの修理代も変わります。任天堂サポートの「修理の参考価格 Nintendo Switch 2」には、修理部品の価格高騰により、2026年11月16日に任天堂へ到着した修理品から価格を改定すると書かれています。

| 主な症状 | 2026年11月15日まで | 11月16日以降 |
|---|---|---|
| 電源が入らない、画面が止まる、充電ができない | 27,500円 | 37,400円 |
| 画面の割れ、映像不良、タッチが反応しない | 15,400円 | 16,500円 |
| ゲームカードスロット破損、USB端子不具合、電池交換 | 9,900円 | 11,000円 |
| イヤホンが聞こえない、SDカードを読まない、音が出ない | 7,150円 | 8,250円 |
いちばん上の段が9,900円上がります。基準になるのは修理を申し込んだ日ではなく、任天堂に修理品が到着した日です。すでに調子が悪いところがあるなら、11月15日までに届くよう送るかどうかで金額が変わります。なお、この表は本体のものです。ドックは6,930円、カメラは3,960円など、周辺機器はそれぞれ別の値段で案内されています。
よくある質問
スイッチ2は家電量販店の店頭で買えますか
「日本語・国内専用」のほうは、任天堂のラインナップでNintendo Storeを含む通常の販売と案内されており、量販店や通販でも扱われています。店ごとの在庫は確かめる必要がありますが、販路そのものは限定されていません。
多言語対応の本体はどこで買えますか
任天堂のラインナップに「Nintendo Storeのみの販売となります」と明記されています。量販店や通販では扱われていないため、探す先は公式ストアだけになります。
49,980円で売っている店は本物ですか
49,980円は2026年5月24日までの希望小売価格です。改定後の希望小売価格は59,980円なので、現在その値段で新品が出ていれば、店が独自に値引きしているか、改定前の表記が残っているかのどちらかになります。価格の根拠は任天堂のニュースリリースで確かめられます。
マリオカート ワールド セットはまだ買えますか
公式のラインナップでは「生産終了した本体」の欄に移っており、希望小売価格の記載もありません。通販に残っている在庫から買う形になるため、値段は売り手ごとに違います。
前のSwitchで使っていたmicroSDカードは使えますか
使えません。任天堂は「Nintendo Switch 2 で使えるSDカードは『microSD Expressカード』のみです」と書いています。Expressに対応していないカードは、容量が大きくても差し替えて使うことはできません。
出典
- 任天堂「Nintendo Switch 2 商品ラインナップ」 — 本体2種類の希望小売価格・発売日・販売先、ソフト付きセット3つの価格と発売日、「生産終了した本体」の内訳
- 任天堂「当社商品およびサービスの価格変更に関するお知らせ」(2026年5月8日) — 2026年5月25日からの改定前後の希望小売価格と、多言語対応版が据え置きである注記、Nintendo Switch Onlineの利用料
- 任天堂「Nintendo Switch 2 本体」 — 内蔵の保存メモリー256GB、7.9インチの液晶、使えるSDカードはmicroSD Expressカードのみという記載
- 任天堂サポート「修理の参考価格 Nintendo Switch 2」 — 2026年11月16日到着分からの修理価格改定と、症状ごとの改定前後の金額

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