撮影用の白い布は100均には無い|ダイソーのフェルト110円は60×65cm、機材の背景布は白2×3mで7,920円

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インスタの撮影用の白い布はどこに売ってる?ダイソー

撮影用の白い布として売られている商品は、100円ショップにはありません。ただしダイソーの「フェルト(白)約60cm×65cm」が税込110円で、手元の小物を撮るぶんには十分な大きさがあります。紙でよければ「厚口模造紙(白、3枚)545mm×788mm」も110円。一方、撮影機材として売られている背景布はヨドバシ.comに165件あり、白の2×3mで7,920円、3×6mで13,640円。110円と7,920円のあいだにあるのは、大きさとシワの付きにくさの差です。何をどこまで撮るのかで、必要な側が決まります。2026年9月30日時点で確かめた品ぞろえを並べます。

目次

ダイソーの白いフェルトは60cm×65cmで110円

ダイソーのハンドメイド売り場にあるフェルトは、色ごとに1枚110円です。白は約60cm×65cmで、テーブルの上に敷いて小物を置くには足ります。

ダイソーネットストアのフェルト(白)の商品ページ。税込110円、カテゴリーはハンドメイド、JANコード4550480321448、原産国ベトナム、材質はポリエステル100%、商品サイズ60cm×0.14cm×65cmと記載されている
出典:ダイソーネットストア フェルト(白)約60cm×65cm(2026年9月30日取得)。売り場は「ハンドメイド」
ダイソー フェルト(白)の仕様
項目記載されている内容
価格税込110円
サイズ60cm×65cm、厚さ0.14cm
材質ポリエステル100%
JANコード4550480321448
原産国ベトナム
カテゴリーハンドメイド(撮影用品ではない)
注意書き水ぬれ・摩擦で色落ち・色移りの場合あり/アイロンは当て布を使い低温から中温で

ダイソーの分類は「ハンドメイド」です。撮影用品として置かれているわけではないので、店内で探すときは手芸のコーナー、フェルトや羊毛フェルトが並ぶ棚に向かうことになります。同じ棚には「フェルト(パステル系、5枚)」のような色違いのセットも110円で並んでいて、白は単色で1枚という売られ方です。

フェルトが撮影に向いているのは折りジワが付きにくく、光を拡散して反射しにくいためです。表面が起毛しているので、光沢のある布のように白飛びしません。一方で毛足があるぶんホコリや糸くずが目立ちます。アイロンは当て布を使って低温から中温で、と注意書きにあるので、シワが付いたときの直し方にも制約があります。

紙のほうが安くて大きい

布にこだわらないなら、同じ110円でもっと大きい白い面が手に入ります。ダイソーの模造紙です。

ダイソーネットストアで模造紙を検索した結果。薄口模造紙(白、6枚)545mm×788mm、厚口模造紙(白、3枚)545mm×788mm、最厚模造紙ホワイト5枚入り440×312mmなどがいずれも税込110円で並ぶ
出典:ダイソーネットストア 「模造紙」の検索結果(2026年9月30日取得)
ダイソーで白い面を作れる商品(いずれも税込110円)
商品大きさ枚数
フェルト(白)60cm×65cm1枚
薄口模造紙(白、6枚)545mm×788mm6枚(1枚あたり約18円)
厚口模造紙(白、3枚)545mm×788mm3枚(1枚あたり約37円)
最厚模造紙ホワイト440mm×312mm5枚
防カビクッションシート(ウッド柄、ホワイト)80cm×50cm税込330円。柄が入る

模造紙は入り数で選べるのも利点です。薄口は6枚で110円なので1枚あたり約18円、厚口は3枚で約37円。汚れたら替える前提で使える価格です。最厚のホワイトは440mm×312mmと小さくなりますが5枚入りで、板のように立てて使えます。売り場はフェルトと違って文具の紙の棚なので、同じ店内でも歩く先が変わります。

模造紙の545mm×788mmは、フェルトの60cm×65cmより縦に長く取れます。厚口を1枚立てかけて奥をカーブさせれば、背景と床の境目が消えます——これは撮影機材の世界で「R面」と呼ばれる作り方で、紙のほうが折り目を付けずに曲げられるぶん有利です。ただし紙なので、水や油の付く被写体には使えません。

ダイソーで「撮影 背景」と入れても、背景の商品は出てきません。94件ヒットしますが、中身はアクスタ撮影用スティック110円、フォトジェニックシート(ハロウィン、B4、4枚)110円、マスキングテープ(背景、3個)110円、フォトフレームといったものです。探すなら「フェルト」か「模造紙」で引くほうが確実で、売り場もハンドメイドと文具に分かれています。

キャンドゥとセリアはどうか

キャンドゥの公式ネットショップで「撮影」を引くと48件。並ぶのはミニチュア カラーコーン4P 110円、マイコレ フレーム用スタンド2P 110円、俵型ぬい用アクセサリーといった推し活の小物です。フィギュアやぬいぐるみを撮るための道具はそろっていますが、背景になる布や紙は出てきませんでした。

セリアは商品名から取扱いを引ける公式の検索画面を公開していないため、今回は判定していません。100円ショップ3社のうち、商品名で在庫を確かめられるのはダイソーとキャンドゥの2社だけです。

100円ショップ3社で撮影まわりを引いた結果(2026年9月30日時点)
店検索語と件数背景に使える白い面
ダイソー「撮影 背景」94件/「模造紙」427件/「白 フェルト」283件フェルト(白)110円、模造紙110円
キャンドゥ「撮影」48件見当たらない。出てくるのは推し活の小物
セリア―公式の商品検索が無く、確認できなかった

撮影機材としての背景布は7,920円から

ヨドバシ.comで「撮影 背景布」を引くと165件。売り場の分類は「バックペーパー・背景布 > バックスクリーン(背景布)」で、サンテックが25件と最も多くのモデルを出しています。

ヨドバシ.comで撮影 背景布を検索した結果。165件ヒットし、サンテックの背景布 M ホワイト 2×3m S808が7,920円、L ホワイト 3×6m S813が13,640円、マンフロットの折り畳み式リバーシブル ブラック/ホワイト 1.5×1.8mが17,410円などが並ぶ
出典:ヨドバシ.com 「撮影 背景布」の検索結果(2026年9月30日取得)。左の価格帯の絞り込みに「¥1〜6,000」が23件とある
ヨドバシ.comの白系の背景布(税込・2026年9月30日時点)
商品サイズ価格
サンテック 背景布 M ホワイト S8082×3m7,920円
サンテック 背景布 L ホワイト S8133×6m13,640円
マンフロット 折り畳み式リバーシブル ブラック/ホワイト LC56211.5×1.8m17,410円(お取り寄せ)
サンテック 背景布 S ブラック S805(参考)1.5×2m5,280円

165件の内訳も見ておくと、この検索語の癖が分かります。カテゴリの絞り込みはカメラ145件、書籍9件、ベビー・おもちゃ・ホビー6件、電子書籍5件。つまり20件は撮影技法の本などで、背景布そのものではありません。メーカー別ではウエストコット101件、サンテック25件、インプレス4件、マンフロット4件と続きます。ウエストコットが100件超を占めるのは、同社が布・ペーパー・折り畳み式とサイズ違いを細かく展開しているためです。

価格帯の絞り込みを見ると、6,000円以下が23件、6,001〜10,000円が12件。165件のうち大半は1万円を超える業務向けです。マンフロットの折り畳み式は片面が黒、片面が白のリバーシブルで、1.5×1.8mと小さいのに17,410円。持ち運びと設営のしやすさに値段が乗っていることが分かります。

撮るものから選ぶ

1. 手のひらに乗る小物

ダイソーのフェルト110円で足りる。60×65cmあれば四つ切りサイズの被写体まで覆える

2. 靴や小さめの雑貨

厚口模造紙110円。545×788mmを立てかけてカーブさせると背景と床の境目が消える

3. 人物の上半身

1.5×2m前後の背景布。ヨドバシの価格帯では6,000円以下が23件ある

4. 全身・複数人

2×3m以上。白は7,920円から。スタンドは別売りのことが多い

110円の選択肢の向き・不向き

フェルトが向くもの

反射を抑えたい小物、繰り返し使いたい場合。折りジワが付きにくい

フェルトが向かないもの

ホコリや糸くずが目立つ。水や油が付くと色落ち・色移りの可能性がある

模造紙が向くもの

大きさが要るとき、背景をカーブさせたいとき。6枚で110円なので使い捨てにできる

模造紙が向かないもの

濡れるもの、重いもの。折り目が付くと戻らない

大きさは「被写体の3倍」で見積もる

必要な寸法は、撮る対象の大きさそのものではありません。背景は被写体の後ろだけでなく、下にも回り込ませる必要があるので、実際に使う面積は見た目より大きくなります。手持ちの選択肢に当てはめると、次のような目安になります。

被写体の大きさと、必要になる白い面
撮るもの目安の面当てはまる商品
アクセサリー・コスメ(10cm前後)30〜40cm四方ダイソーのフェルト110円で余る
食器・小物(20〜30cm)60cm前後フェルト110円がちょうど。模造紙も可
靴・カバン(40cm前後)80cm〜1m模造紙を2枚つなぐか、クッションシート330円
人物の上半身1.5×2m前後機材の背景布。6,000円以下の帯に23件
人物の全身2×3m以上白は7,920円から

110円のフェルトで足りるかどうかは、被写体の高さの3倍ほどの長さがあるかで判断できます。高さ10cmのコスメなら30cmあればよく、60cm×65cmのフェルトは十分です。逆に高さ40cmのカバンだと120cm必要になり、1枚では足りません。この計算をしておくと、店に行ってから「小さかった」と気づくことがなくなります。

2024年版から変わったところ

この記事は2024年1月に公開したものです。当時は店ごとに「売っている/売っていない」を並べただけで、何が110円で手に入るのかも、機材との価格差も書いていませんでした。

2024年の記述と、2026年9月30日に確かめた内容
2024年の記述いま確かめた内容
100均に「撮影用の白い布」があるかを店別に説明撮影用として売られている布は無い。代わりになるのはフェルト(白)110円と模造紙110円
サイズを書いていなかったフェルトは60cm×65cm、模造紙は545mm×788mm。撮れる大きさが決まる
価格帯を書いていなかった機材としての背景布は白の2×3mで7,920円、3×6mで13,640円
売り場の分類に触れていなかったダイソーはハンドメイドと文具、ヨドバシは「バックペーパー・背景布 > バックスクリーン(背景布)」
素材による向き不向きを書いていなかったフェルトは反射しにくいがホコリが目立つ。紙は曲げられるが濡れに弱い

同じハンドメイド売り場の材料については羊毛フェルトの記事に、紙のサイズごとの品ぞろえはA3画用紙の記事にまとめています。撮るときの固定に使う道具はスマホ三脚の記事にあります。

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